コミック
原作コミック(グラフィック・ノベルと呼ばれている)。翻訳は風間賢二。日本語訳は五巻まで発売(2014年8月現在)。作者はロバート・カークマン、トニー・ムーア、チャーリー・アドラード。大筋は同じだが生き残った人間が違うなど、話の展開は原作からの変更が見られる。
フィアー・ザ・ウォーキング・デッド
ウォーキング・デッドと同じコミックシリーズを原作としており、ウォーカーに転化する原因となるウイルスが拡散し始めた初期のころを舞台としたテレビシリーズ。ただしロバート・カークマン自身が「厳密に言えばスピンオフ作品ではない」と述べており、原作と同じキャラクターが登場しない。ウォーキング・デッドとは違い、感染拡大の最初期の混乱の頃からを描いている。
ウォーキング・デッド ウェビソード
AMCのオフィシャルサイトや本国アメリカでのテレビ放送のコマーシャルタイム、YouTubeなど複数の媒体で配信された短編動画のシリーズ。8つのシリーズが存在する。
ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド
ウォーキング・デッドと同じコミックシリーズを原作とし、ウォーカー災禍から10年が経ったネブラスカを舞台に、4人の10代の生存者に焦点を当て『ウォーカー災禍において成人する最初の世代』の姿を描く。
テイルズ・オブ・ザ・ウォーキング・デッド
ウォーキング・デッドのテレビシリーズユニバースでは4作目となるアンソロジーテレビシリーズ。合計6話。日本では2024年にU-NEXTで独占配信される予定である。
英語版記事:Tales of the Walking Dead
ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン
アンジェラ・カンとスコット・ギンプルによるスピンオフシリーズ。2020年9月に「メインシリーズのシーズン11が完結した後、2023年内に放送予定」として発表され、ダリル役としてノーマン・リーダス、キャロル役としてメリッサ・マクブライドを起用する予定であった。2022年4月にメリッサ・マクブライドがプロジェクトから離脱したことで完全にダリルに焦点を当てた作品として再編成されることになった。このシリーズは2022年の中頃からヨーロッパで撮影が開始される予定であったが、この時期と地域がメリッサ・マクブライドが位置的に参加できない理由であった。アンジェラ・カンに代わり製作指揮はデヴィッド・ザベルが務める。2022年10月にタイトルが「Daryl Dixon」であることが公表された。日本では2023年10月20日からU-NEXTで独占配信される。シーズン2は「The Walking Dead: Daryl Dixon - The Book of Carol」となる予定で、本シリーズの元々のコンセプト通りにキャロルがレギュラーとして登場する。
英語版記事:The Walking Dead: Daryl Dixon
ウォーキング・デッド:デッド・シティ
2022年3月、AMCはジェフリー・ディーン・モーガンとローレン・コーハンがそれぞれニーガン役・マギー役として出演する「アイル・オブ・デッド」にゴーサインを出した。イーライ・ジョーンと共に、ジェフリー・ディーン・モーガンとローレン・コーハンも製作総指揮も務める。同シリーズの舞台はマンハッタンであり、合計6エピソードが2023年に放送される予定である。2022年8月にはシリーズのタイトルが「The Walking Dead: Dead City」に改題され、2023年4月に放送予定となった。日本では2023年11月17日からU-NEXTで独占配信される予定である。
英語版記事:The Walking Dead: Dead City
ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リヴ
リックとミショーンのその後を追うテレビシリーズ。先に発表されていた映画の3部作に代わって、リックとミショーンそれぞれがストーリーから姿を消した後の物語の完結編となるものである。本国では2024年2月に放送予定、日本では2024年にU-NEXTで独占配信される予定である。
英語版記事:The Walking Dead: The Ones Who Live
ゲーム
ストーリーを楽しむアドベンチャーゲーム。登場人物は全てオリジナルだが、多少本編とのつながりがある。日本語に対応した、PS3版とWINDOWS版が2013年12月5日に発売。さらに新エピソード「400DAYS」を追加収録した、PS Vita版が2014年9月4日に発売、PS4版が2016年6月23日に発売。シーズン2として、PS4版とPS3版とPS Vita版がそれぞれ2016年6月30日に発売。
小説
ロバート・カークマン著
- Alone, Together
- 2010年9月1日出版。原作コミックの9巻から10巻が舞台。ミショーンなどのキャラクターについて多少の言及がある。
ジェイ・ボナンジンガ著
- Rise of the Governor
- 2011年10月21日出版。ブライアン・ブレーク(総督)が邪悪に目覚めながらウッドベリーにたどり着くまでの物語。
- Just Another Day at the Office
- 2012年10月23日の公式マガジンに掲載された短編。Rise of the Governorの直後を描く。
- The Road to Woodbury
- 2012年10月16日出版。原作コミックのキャラクターであるリリーとボブ・ストゥーキーが総督に出会う前、そしてウッドベリーの住民となった後を描く。
- The Fall of the Governor
- 原作コミックの5巻から8巻が舞台。40人以上のキャラクターに焦点が当てられ、リックやリックの仲間達も登場する。1巻が2023年10月8日に、2巻が2014年3月4日に出版された。
- Descent
- 2014年10月14日出版。総督の死後、原作コミックのキャラクターであるリリーがウッドベリーの再建に尽力し、リーダーとなる姿を描く。
- Invasion
- 2015年10月6日出版。ウッドベリーの生存者たちが原作コミックのキャラクターであるジェレミアと彼のグループとの戦争に向けて立ち上がる姿を描く。
- Search and Destroy
- 2016年10月18日出版。原作コミックのキャラクターであるリリーがある軍隊の子供たちを助けるところから始まる物語。
- Return to Woodbury
- 2017年10月17日出版。原作コミックのキャラクターであるリリーが新しいグループを連れてウッドベリーに帰還し、子供たちを守りながら新しい敵と対峙する物語。シリーズ最終巻。
ウェスリー・チュウ著
- Typhoon
- 2019年10月1日出版。感染拡大後の中国を舞台とし、軍の基地で生き延びようとする生存者グループの物語。