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ウォーキング・デッドのシーズン6がスタートします。

ケーブルテレビ「FOXチャンネル」にて全世界同時放送です。


シーズン6は放浪の末にたどり着いた「“安全居住区域”アレクサンドリア」が舞台です。
危機を乗り越えてきた人々の想いが錯綜しまた新たな人間ドラマが展開するようです。


昨今、何度目かのゾンビブームがやってきていてますます盛り上がるだろうウォーキング・デッド。
その特徴は世界設定が緻密に作られているというところにあります。

たとえば、ゾンビになる経緯。
ゾンビの原因がウィルスというのは目新しくはないですが、シーズン1のアメリカ疾病管理予防センターで感染からゾンビ化するまで観察した研究結果を一同が見るというシーンがあります。
それは死んだ人間の脳をウィルスが支配し、体中に電気信号を送り、その身体を動かしてしまうというものでした。

その他にも荒廃した街や、逃げる際に渋滞になるもそのまま放棄された車の列などなど、
もし、本当に社会が崩壊したのならこんなことになるかもしれないという設定、またそのような設定によって極限状態の行動を取る人々が描かれます。


現在、科学が発達したのか霊魂が信じられなくなったのかは知りませんがホラー映画のヒット作がなかなか現れないように思います。
そんな中、コメディものにもなりドラマとしても成立するゾンビ作品はジャンルとして強いのかもしれません。

ゾンビはその特徴的な歩き方からコミカルでコメディになりやすくB級ホラーの定番になっています。
それと同時に、ゾンビは人の面影を残しているということで人間と人間じゃないものの境目をドラマチックに演出する強烈なキャラクターでもあります。

特にウォーキング・デッドではすべての人がウィルスに感染済みで発症していないというだけで、死亡してしまえばすぐさまウィルスに乗っ取られてゾンビになってしまうという設定があります。
そのためシーズン4でインフルエンザが流行したときは、コミュニティの危機というよりもゾンビ化する恐怖により隔離されました。

全ての人が潜在的にゾンビだ、もしくは人間はいつか死ぬということを踏まえていずれはゾンビになる存在だということです。
ある日、突然豹変し襲い掛かって来る隣人、その恐怖。
これはゾンビ映画のカリスマであるA・ロメロ監督の世界観を引き継いだものと言えるでしょう。

ゾンビは社会問題を描いていると言われますが、この崩壊した社会とそこに住む人間問題を描いたウォーキング・デッドもその一つなのです。


と、長々と語ってしまいましたが、シーズン6はまもなくスタートです。
自分もそうですが、ケーブルテレビが見られない方などはネット配信等を待つので、実際に観ることが出来るのはもう少し後のことになりますが、それを楽しみに待つことにしましょう。

英語版ウォーキング・デッド wikia

ちなみにですが、英語版のウィキアは制作会社とそのスタッフからも一目置かれているという巨大なファンサイトに成長しています。
英語が読める方はこちらも見ていただければと思います。

それでは、皆さん、新しい傑作の誕生を待つとしましょう。

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