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シーザー・マルチネス(Caesar Martinez)は本作中に登場するキャラクター。 ウッドベリー軍のメンバーであり、総督が最も信頼を置く部下の一人。シーズン3の後半で敵対勢力の1人として登場し、ウッドベリーが滅びた後は総督を置き去りにして他のキャンプを作り、そのキャンプでリーダーを務めた。

人物像編集

マルチネスはウォーカーに対して際立った憎悪を持っており、ウォーカー狩りやウォーカーの捕獲などの作戦では頻繁に先鋒を務めていたが、これはウォーカーによって家族が殺されたことによる恨みのせいであると明らかになった。 マルチネスはシーズン 3の最後までは総督に多大な忠誠心を持っており、総督の命令には何の躊躇いもなく従った。 シーズン 4になるとマルチネスは総督の駒ではなく自立した人間として動き始め、自分のリーダーであった総督を置き去りにし、自分のキャンプを立ち上げてそこでリーダーとなった。 数ヵ月後、総督を自分のキャンプへ迎え入れるとマルチネスは支配的な人格を見せ始め、「足手まといはいらない」と総督に告げることで自分の優位を示した。

野蛮な人物のように見えるがマルチネスは人間らしい面や思いやりのある面も見せており、州兵達を殺した後やメルルが濡れ衣を着せられた際には良心の呵責を感じている様子が見られる他、ダリルとの会話の中でも刑務所側との戦いを本心では望んでいないような言動をしている。 また仲間のことを気にかけたり、自分のキャンプでは友好的で人の好いところも見せた。

彼は総督に対して再び上手くやっていこうという姿勢を見せたが、ウォーカーによる災禍の世界で自信やリーダーとしての素質が足りなかった為、総督に裏切られる結果に終わった。

バックグラウンド編集

マルチネスについては明らかになっていることが少ないが、カトリックの司祭である父親がいたことは本人によって明かされている[1]。 また、マルチネスには妻と子供達がいたが、感染拡大後にウォーカーによって殺されている。

シーズン 3編集

暗黒の楽園編集

マルチネスはヘリコプターの墜落現場に総督・メルル・ティムシュンパートクローリーと共に現れ、車から出てくる際にはバットを手に持っていた。 ヘリコプターの残骸を確認している間マルチネスは数体のウォーカーを倒し、メルルがアンドレアミショーンを見つけると一行はウッドベリーへ戻った。 マルチネスはウェルズ中尉が州兵のキャンプがどこにあるかを語った際に同席しており、総督・メルル・ティム・シュンパート・クローリーと共にそのキャンプへ向かい、生き残っていた州兵達を皆殺しにした。 総督達は州兵の所有していた軍用車両や武器、物資を持ってウッドベリーへ帰還した。


愛が狂った時編集

マルチネスは闘技場での格闘イベントで使うウォーカーを用意するため、ミルトン・ティム・メルルと共にウォーカー捕獲場へ出向いた。

ウッドベリーに戻るとミショーンがここから出て行くと言い、メルルは彼女を外へ出したが、その際にマルチネスは銃を持って防壁の上で警備にあたっていた。

夜になると闘技場で格闘イベントが開かれ、マルチネスはウォーカーに囲まれながらメルルと対戦した。マルチネスは地面に押さえられメルルが勝利したが、総督は八百長試合であることを明かした。


悲しい再会編集

マルチネスはマギーがメルルに銃を突きつけている時にタイミングよく現れてメルルを助け、マギーに袋を被せると処刑場まで連行しようとしていた。しかしその時リック達が煙幕弾を投げ込んだためマギーとグレンを奪還されてしまう。 その後はミルトンの研究室での会議に参加し、メルルと共に通りでリック達との銃撃戦に加わった。

メルルが総督に裏切り者と決めつけられるとマルチネスはメルルの背後から銃を構えたものの、メルルが裏切り者ではないと知っているマルチネスは恥の意識からかうなだれたまま沈黙を貫いた。


死闘の果て編集

ウッドベリーの住人達がダリルとメルルの死を求める中、マルチネスは総督を止めようとするアンドレアを抑えていた。 その直後リック達が再度攻撃を始めるとダリルとメルルは脱出し、マルチネスはウォーカーに咬まれそうになっている少女の元へ駆けつけ、ウォーカーを倒し彼女を抱えて逃がした。

住人達がウッドベリーから出ようと門に押し掛けた際にはマルチネスは住人達を抑えようとしていたが、叫び声と車のクラクションが激しくなってくるとマルチネスは1人の運転手に銃を向けて彼を車の外へ引きずり出し、アンドレアに乱暴はやめてと言われたマルチネスは「お前の命令は聞かない」と言い返した。 ウォーカーが町の中に入ってくるとマルチネスはアンドレアと共にウォーカーをなんとか倒し、住人達を落ち着かせようとした。


宣戦布告編集

総督が刑務所を襲撃した際、マルチネスはアサルトライフルを構えて木の陰に身を潜めていた。 マルチネスは刑務所のフェンスの外におり、マルチネスは動けないリックに向かって攻撃したが、命中させることはできなかった。 リックとの撃ち合いの後、マルチネスは藪の中に逃げた。


表と裏の狭間で編集

総督は更なる侵略を防ぐため、ウッドベリーの住人達全員をウッドベリー軍に参加させようとしており、マルチネスは総督の指示に従って住人達を集めていた。 夜には防壁の上で街の警護にあたっており、そこへ車が近づいて来たため銃を構えたが、車からアンドレアが出てくると驚いた顔を見せた。


休戦協定編集

マルチネスはミルトン・アンドレアと共にリックと総督の話し合いの場に同行し、外で話し合いが終わるまで待機していた。 待機中にウォーカーの群れが現れると、マルチネスとダリルは競い合うようにして群れを倒していった。 その後マルチネスはダリルと会話をし、マルチネスは妻と子供達をウォーカーに殺されたためウォーカーを憎悪していると語った。 話し合いが終わるとマルチネスは総督とミルトン、そしてウッドベリーへ戻ることに気が進まないアンドレアと共に車で去っていった。


逃れられない呪縛編集

マルチネスはトラックに銃を大量に積み込んでおり、アンドレアが理由を聞くとミルトンは「戦力を見せつけるためだ」と答えた。

アンドレアが刑務所へ密かに出発しようとしていた時、マルチネスは総督からの指示で武器を回収すると言い、アンドレアの銃と弾を没収した。

その後マルチネスはシュンパート・タイリースサシャアレンベンを連れてウォーカー捕獲場へ出向いた。 タイリースはこのウォーカーに刑務所を襲わせる気かと聞き、マルチネスが「気にするようなことじゃない」と答えると「狂ってる」と呟いた。 マルチネスは捕獲場での作業を拒否したタイリースを脅し、タイリースとアレンの間で喧嘩が起きるとそれを眺め、その後シュンパートに指示して全員を連れてウッドベリーへ戻った。


この世の定め編集

メルルが総督とリックの会合場所に大音量の車で乗りつけると、マルチネスはその音に最初に気づき、部下を確認に行かせた。 メルルは小屋に潜んでいたがウォーカーに襲われ、もつれ合っているうちにドアから外へ出てしまったところを見つかり、マルチネスを含む数人に囲まれ蹴りつけられた。 マルチネスがウォーカーの群れの襲撃から生き延びたすぐ後にメルルは殺され、マルチネスは総督やシュンパート・アレン達と共にウッドベリーへ戻った。


奇襲攻撃編集

マルチネスは他の住人と共に刑務所への襲撃に狩り出された。ウッドベリー軍が刑務所に近づくとマルチネスはグレネードランチャーで監視塔を破壊した。 煙幕弾が投げ込まれて警報が鳴り始めウォーカーにより多数の戦闘員が殺されると、マルチネスは残りの戦闘員と共に刑務所からの撤退を余儀なくされた。 マルチネスは総督・シュンパートと共に最後に刑務所から脱出した。

総督はトラックで撤退の車列を追い越して先導車の前に立ち塞がり、戦闘員達に「逃げずに戻って戦え」と命令した。 マルチネスは総督と共に戦闘員に怒鳴っていたが、総督が銃を乱射し戦闘員を皆殺しにすると恐怖した様子を見せた。 怯えつつもトラックに戻ったマルチネスは総督に促されて荷台に乗り込み、総督・シュンパートと共にどこかへ向けて車で去っていった。


シーズン 4編集

葬られた過去編集

マルチネス・シュンパート・総督は以前襲撃した州兵のキャンプへ到着した。 ウォーカーが総督に近づいたが総督は全く無反応だった為、咬まれる前にマルチネスが進み出てウォーカーを倒し総督を助けた。 マルチネスは怒りの目で総督を見るとその場を離れた。 翌朝、マルチネスとシュンパートは総督は置き去りにし、2人でトラックに乗ってどこかへ立ち去った。

数ヵ月後、マルチネスは総督とメーガンがウォーカー捕獲場の穴に落ちているのを発見した。


甦る過去編集

総督とメーガンをウォーカー捕獲用の穴から助け出したマルチネスは自分のキャンプがあると明かし、総督に「リーダーである自分に従うこと」「キャンプのために労働力を提供すること」という2つの条件を出し、それに従うならキャンプに受け入れてもいいと言い、総督とメーガン・リリータラはマルチネスのキャンプで暮らし始めた。

マルチネスは総督・ミッチピートを連れて物資調達に出かけ、山小屋の中で総督と2人きりになると「お前1人だったら助けなかったかもしれない」「以前とはまるで別人だ」と笑った。その後ミッチに以前の総督について尋ねられると「冷酷な男だった」と語り始めたが、総督は話を逸らしてそれを遮った。

ある日、マルチネスはリリー・タラ・総督・メーガン・アリシアと共に昼食を取りビールを飲みながら過去の話をした。 昼食の後、マルチネスは総督がかつてウッドベリーに持っていたようなゴルフのセットを上に乗せたキャンピングカーに総督を呼び出した。 マルチネスは2人の間に以前のような緊迫した感情がもうないことを示し、酔っていたマルチネスはリーダーの座を2人で共有し、一緒にキャンプを存続させようと言った。 しかし総督は突如マルチネスの頭をゴルフクラブで殴打し、キャンピングカーから蹴落とすとマルチネスをウォーカー捕獲用の穴へ引きずって行き、「こんなことはしたくないんだ」「仕方ないんだ」と言いながら穴の縁にマルチネスを押し付けた。 マルチネスは穴の中のウォーカー達にゆっくりと穴へ引きずり込まれ、生きたままウォーカー達に喰われた。

マルチネスの死体を穴で見つけたキャンプのメンバーは、酔ってゴルフをしていてうっかり転落したものと推測した。


トリビア編集

  • 休戦協定」において、倒したウォーカーのポケットから見つけた煙草を差し出したダリルに対し、マルチネスは「メンソールが好きなんだ」と言って断っている。
  • 総督がウッドベリーの戦闘員を皆殺しにしたのを目撃した3人のうち、マルチネスが一番最後まで生き残っていた。シュンパートはマルチネスの少し前に死に、カレンは更に前に死んでいる。
  • マルチネスが持っている特徴的な銃はヘッケラー&コッホのMP5Kである。

注釈編集

  1. カトリック教会の司祭は一部の例外を除き妻帯は許されない為、その司祭である父から生まれたことについてタラは驚いていた。またマルチネス曰く、彼の誕生は教会で問題になったという。


登場人物
グライムズ一家 リックローリカールジュディス
キング郡保安局 シェーンランバートレオン
ジョーンズ一家 モーガンジェニーデュエイン
アトランタの生存者 グレンアンドレアT-ドッグモラレスジャッキーメルルデールダリルキャロルソフィアエドエイミージム
ミランダルイスイライザ
アトランタの老人ホーム ギレルモフェリペミゲルジョージアブエラジルベルト
ジェンナー夫妻 エドウィンキャンディス
グリーン農場 ハーシェルマギーベスオーティスパトリシアジミーアネットジョセフィンショーンアーノルドレイシーダンカン
フィラデルフィア生存者グループ デイヴランダルネイトショーントニー
ミショーンのグループ ミショーンアンドレマイクテリー
刑務所の囚人達 アンドリューアクセルオスカートーマスビッグ・タイニー
ウッドベリー 総督マルチネスシュンパートミルトンカレンヘイリースティーブンス女医ローワンペニーリチャードガルジュリオジャネットマクラウド夫人ジェイコブソンオーウェンエリングレッグエリックフォスター夫人アイリーンノアポールジョディグロリアウォーレンクローリーティム
州兵 ウェルズ中尉ウィルソンブレイディショーンフランクリン
刑務所の新メンバー タイリースサシャアレンベンドナザックパトリックケイレブライアンリジーミカフリオボブベッキールークモリーヘンリーノリスデイビッドチャーリークロエリチャーズ
チャンブラー一家 タラリリーメーガンデイビッド
マルチネスのグループ ピートミッチアリシアロス
フォード一家 エイブラハムエレンA.J.ベッカ
刑務所脱出後の新メンバー ゲイブリエルロジータユージーン
クレイマーズ ジョーダンビリーハーレートニーレンルー
終着駅 メアリーギャレスアレックスマーティングレッグテレサアルバートマイク
グレイディ記念病院 ドーンスティーブンノアラムソンシェパードゴーマンジョーンリカーリフランコマギンリーベロタナカアルバラードオドネルジェフリーズギャビンパーシーハンソン
アレクサンドリア共同体 ディアナエイデンスペンサーレジアーロンエリックピートジェシーロンサムイーニッドトビンニコラスヒースデニーススコットマイキーオリビアフランシーンブルースカーターボブナタリーバーバラエリンケントシェリートミーステイシーアンナデイビッドベッツィーマイケルウィルアニースタージェスバーンズホリーリチャーズ
ウルブス オーウェンエドワードエイフィッド
ヒルトップ ジーザスバーティハーランフレディカルエドゥアルドグレゴリークリスタルアンディウェズリークレイグイーサン
救世主 ニーガンドワイトシェリーティナウェイドキャムバドティーゲイブサイモンローマンマイルズジローニールプリモポーラモリーシェルドニージャレッドギャビン
王国 エゼキエルリチャードジェリーベンジャミンシヴァダニエルダイアンケビンヘンリーアルヴァーロ
オーシャンサイド ナターニャシンディベアトリスキャシーレイチェル
その他の生存者 メキシコ人の一家サムアナクリストファークリストファーの父クラライーストマン
動物 ネリーフレイムバイオレットデュークタバサボタン
ウォーカー サマーハンナウェインキャラウェイダグルイーズエリンニックエディビッグ・トニービルジョーカーラデリー