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サシャ・ウィリアムズ (Sasha Williams)はタイリースの妹。勇敢な女性で登場時はスコップを振り回してウォーカーを倒していた。タイリース同様、知的な人物で兄のよい相談相手になっている。

人物像編集

サシャは猛々しく実用主義的な女性であり、非常に現実的で常に合理的な判断をする傾向がある。 粗野な外見の裏には仲間に対する思いやりと忠義心が隠されている。

兄のタイリース同様強い倫理観を持ち、仲間や共同体のメンバーに対し安全性を問いかけることが多い。

またリーダーの資質も持ち合わせており、刑務所居住時の物資調達においてはダリルと並ぶリーダーであった。 刑務所内では最も顔の知れたメンバーの1人であり、リック達にも信頼され委員会の一員を務めた。

現実的で斜に構えたサシャは楽天的なボブやタイリースとしばしば衝突した。ボブはサシャが皆に心を開くよう促し、ただ単に生き抜くということを超えた「人生」に向けて視野を広げさせようとした。その後ボブとサシャは恋人関係になった。

短い間にボブとタイリースを続けて亡くしたサシャはPTSDや絶望に苦しんでいたが、外の世界の恐ろしさを知らないアレクサンドリア共同体の住民達と接する内に更に悪化した。 マギーの支えにより傷が癒えボブとタイリースの死を受け入れることができたサシャは、生きたい・前に進みたいと思うようになった。 リックのウォーカー誘導作戦に加わったサシャはエイブラハムと行動を共にし、最初は敵対的な態度を取っていたが、やがて2人の間には絆が生まれた。


バックグラウンド編集

サシャは兄のタイリース同様フロリダ州ジャクソンビルに住んでおり、退役軍人である厳格な父に育てられた。 幼い頃のサシャはタイリースの後をついて回り、タイリースの真似ばかりしていた。 大人になるとサシャは消防士として働き始めた。

感染が広がりを見せ始めた頃、サシャはタイリースと共に近所に住むジェリーという名の「終末に備えたアナーキーな男」の地下壕へ避難し、そこで7ヵ月を過ごしたが物資が枯渇したため外へ出た。 その後アレンドナベンに出会い、25人ほどの大きなグループに加入していたがキャンプはウォーカーに襲われて崩壊し、キャンプの住人の多くが殺された。 6週間ほど放浪した後、一行はウェストジョージア刑務所にたどり着いた。


シーズン 3編集

悲しい再会編集

サシャは仲間と共に破壊された刑務所の壁を見つけ、中へ入るのが正解かどうかを問いかけた。 また咬まれたドナは足手まといになる上、転化する可能性があると言って同行を諦めるよう告げるが、結局はリーダーであるタイリースに従い、全員でフェンスの裂け目から刑務所へ入っていった。

ボイラー室でウォーカーに襲われた一行だったが、戦闘中にカールが現れてウォーカーを倒し、サシャ達を助け自分たちの棟へ連れて行った。 カールに連れられてリック達の暮らす房の隣までやってきたサシャ達だったが、ドナはすでに息を引き取っており、転化を防ぐためにカールがドナに銃口を向けるとサシャはカールを質問攻めにした。タイリースがドナへの対処は自分達ですると言うとカールは扉をロックしてサシャ達を閉め出した。 サシャはそれに取り乱し、扉を叩きながら「ここを開けなさい」と叫んだが、タイリースに宥められた。


死闘の果て編集

サシャは娯楽室でジュディスを見ると「また赤ちゃんが見られるなんて」と喜び、ベスに産後の具合はどうかと話しかけ、母親が死んだことを知ると謝罪した。 タイリースとサシャはハーシェルに今までどうやって生き延びてきたかを話した。 ドナを埋葬するため外に出た際、アレンが刑務所を乗っ取ろうという案を持ち掛けると、サシャはタイリースと共にその案を諦めさせた。

リック達がウッドベリーから戻るとタイリースは刑務所に置いてもらえるよう「何でも手伝う」と言ってリックを説得しようとし、サシャは「外では”テン・リトル・インディアンズ”のように次々に人が死んでいく」と訴えたが、その直後リックは死んだはずのローリの幻覚を見始め、幻覚に対して悪態をつき「出ていけ」とわめき始めた為、サシャ達はリックが自分たちに向かって出ていけと言っていると勘違いし、恐怖を感じて刑務所を出て行った。


表と裏の狭間で編集

刑務所を離れたサシャ達は道中でミルトンアンドレアに遭遇した。 2人はウッドベリーの話をし、ミルトンがサシャ達をウッドベリーに連れて行くと言い、ミルトンと共にウッドベリーに到着したサシャ達は総督から歓迎された。 総督に刑務所のことを話したタイリースは刑務所内部の構造・配置を少しは教えられると言い、サシャはその会話の間じっと総督を見つめていた。


逃れられない呪縛編集

タイリースとサシャは防壁で警備にあたっており、サシャはタイリースの銃の腕前が下手だとからかっていた。 その時アンドレアが現れ、他のエリアでウォーカーが現れたのでそちらを援護に行ってくれと嘘をつき2人を防壁から離れさせようとしたが、2人に断られるとアンドレアはウッドベリーから出て行くと打ち明けた。 出発の前にアンドレアは2人に「総督は一見まともそうだが実際は違う」「あなた達も逃げて」と忠告した。

サシャはタイリース・アレン・ベンと共にマルチネスに連れられてウォーカー捕獲場へ行き、ウォーカーを集めるよう命じられた。 タイリースとアレンの喧嘩が始まり、タイリースがアレンをウォーカーのいる穴の縁に押さえつけた際、サシャは2人の間に割って入りタイリースを止めようとした。

タイリースとサシャは総督に対しウォーカーを刑務所の襲撃に使うことを非人道的だと指摘したが、総督は「脅しに使うだけで人を殺すためには使わない」と答えた。


奇襲攻撃編集

ウッドベリーの住人達は刑務所へ出発する準備をしていたが、タイリースはサシャと共に「ウォーカーは殺しても人間は殺さない」と同行を拒否し、総督に「子供とお年寄りを守るために街に残りたい」と言った。 もし総督がこの申し出を気に入らず、刑務所から戻った際に出て行けと言われればそれに従うとまでタイリースは言ったが、総督はタイリースにライフルを渡し、冷酷な表情のまま感謝の言葉を伝えた。しかしサシャはその総督の反応に恐怖を感じていた。

サシャとタイリースは総督の不在の間ウッドベリーに残った住人達を警護していたが、その夜カレンがリック達と共に防壁の前に現れ、2人は「戦闘員が撤退したことに総督が激怒し、戦闘員を皆殺しにした」と知らされる。

サシャはタイリースと共にウッドベリーにあったバスを使って街に残っていた住人達を刑務所へ送り届け、リック達のグループに正式に迎えられた。


シーズン 4編集

嵐の前の静けさ編集

サシャがビッグ・スポットへの物資調達のために車を準備していると、新入りのボブが現れ、同行を志願した。 ボブは刑務所に来てから1週間ほどしか経っておらず、サシャはボブがダリルに見つけられる前は一人で行動していたことを挙げると「ボブに協調性があるかがわからない」と言って断ろうとするが、最終的にボブも同行することになった。

ビッグ・スポットに着くとサシャは中に入ってからの手順を指示し、タイリースに「いつから俺のボスになったんだ」と聞かれると「生まれた時から」と笑って答えた。 屋内でボブはうっかり壊した棚の下敷きになってしまい、ウォーカーが天井の穴から続々と落ちてきたため、サシャはビリヤードのキューを使ってミショーンと共に戦った。 しかしボブを助けようとしたザックが咬まれて死に、屋上に停められていたヘリコプターが天井を壊して落ちてきたため、サシャは他のメンバーと共に脱出した。


新たな脅威編集

サシャは委員会の話し合いに参加し、感染症に対してどのように対処するかを議論した後、タイリースを説得して感染の恐れのあるカレンを隔離した。 その後フェンスでウォーカーを倒していたサシャは、何者かがウォーカーにネズミを餌として与えていたことに気づく。


集団感染編集

サシャが激しく咳をし発熱して歩くのもやっとの状態で房から出て来ると、グレンとハーシェルはその様子を心配そうに見つめた。 サシャはドクターを探さなくてはと言い、ふらつきながらも同じく感染者が隔離されているA棟へ向かったが、ドクターもすでに感染していることを知る。 その後サシャはガラス越しにタイリースと面会し、カレンの死について哀悼の意を伝えた。 サシャの症状がひどいことを知ったタイリースは抗生物質を探しに行く予定があるとサシャに伝え、キャロルにサシャのことを頼むと一度は断った獣医科大学への物資調達に参加した。


遠のく希望編集

サシャはハーシェルが感染者達を看病するのを手伝っていたが、容態はどんどん悪化し手伝いを続けられなくなった。 サシャがハーシェルから任されたヘンリーの看護はグレンに引き継がれたが、ヘンリーは重篤な状態だった為死亡し、転化してしまう。 その後サシャは脱水症状を起こし、ハーシェルから点滴を受けて回復した。 ハーシェルが自分の感染の危険を顧みず皆や自分の看護をしたことに対し、サシャは「あなたのバカな行動のおかげで助かった」と冗談交じりで礼を言った。

その後物資調達から戻ったタイリースはサシャをあやすように抱きかかえており、サシャは治療のための注射を受けたものと思われる。


最期の決戦編集

サシャは随分回復したがまだ全快とはいえなかった。 ボブが薬を取りに行ってくれたおかげで自分は生き延びられたと感謝の念を伝えるサシャに対し、酒の一件で罪悪感を抱えるボブは「やめてくれ」と言った。 ボブと話している際に倒れそうになったサシャはボブに助けを求めた。

その後総督との戦闘が始まると、サシャはボブ・マギーと共に応戦した。しかしボブは被弾し、3人はバスに間に合わず置いて行かれてしまう。 それでもサシャは不安な様子は見せず、「どこか安全な場所を見つけよう」と2人に呼びかけた。


生存者たち編集

サシャはマギーと共に川岸でボブの肩の銃創の手当てをしていた。 刑務所のバスとグレンを探しに行くというマギーにサシャは反対するが、ボブはマギーと同行することを決め、サシャもそれに従った。 その後バスを発見した3人だったが、バスはウォーカーと化した刑務所の住人達で一杯になっており、3人はウォーカーを掃討した。


孤独と温もり編集

サシャはマギー・ボブと共に濃霧の中でウォーカーと戦っていた。ウォーカーに襲われたボブが腕を咬まれたと思ったサシャは深く悲しむが、ボブがウォーカーは包帯の上を咬んだだけだと言うと3人は安堵し喜んだ。

終着駅の看板を見つけたボブとマギーは終着駅へ行こうと決めるが、サシャはそれに反対し現実的な理由を挙げ、終着駅が本当に安全な場所かどうかはわからないと言ったものの、結局は2人と共に終着駅へ行くことに決める。 気の進まないサシャに対しボブは「タイリースの生死を確認するのが怖いんだろう」と言うがサシャは「怖くなんてない」と答えた。

マギーがボブとサシャを置いて単身終着駅へ向かったと気づくと2人はマギーの後を追い、道中で安全そうな建物を見つけるとサシャはその建物に留まろうとボブを説得したが、ボブはサシャにキスすると1人でマギーを追って去っていった。 取り残されたサシャは建物に入ると泣き始めたが、ふと窓の外を見てマギーの姿を見つけ、慌ててマギーの元へ駆けつけると協力してウォーカーを倒した。 マギーは命をかけてまで一緒に来てとは言えなかったが、それでもサシャの力が必要だからここで待っていたと明かし、グレン同様にタイリースも死んでいるかもしれないということに気づき、サシャがそれを恐れていると指摘した。 サシャは今度は素直に真実を知るのが怖いと認め、マギーと一緒に終着駅へ行くことを決めてマギーを喜ばせた。 2人はボブに追いつき、再度合流した3人は終着駅へ向かって歩き出した。


トンネルの彼方へ編集

グレンとエイブラハム達のグループは線路を辿って歩いており、マギー・ボブ・サシャからの血文字のメッセージをいくつも見つけ、グレンとタラは山腹のトンネルを進むことを決めエイブラハム達と分かれた。

サシャ達はその後トンネルの逆側でエイブラハム達に会い、迫っているウォーカーからグレンとタラを守るため共にトンネルに戻った。 グレン達と無事合流した一行はトンネルの中で夜を明かすことを決め、そこでエイブラハムの使命とユージーンの主張を聞いたサシャは「終着駅に着いてタイリースの生死を確認できたら一緒にワシントンD.C.へ向かう」と言い、ボブもそれに同意した。

翌日サシャ達は終着駅にたどり着き、すんなりと構内に入るとメアリーという料理中の女性に迎えられた。 メアリーは自己紹介すると、落ち着いたら食事をどうぞと微笑みかけた。


終着駅 (A)編集

リック達が貨車に入れられると、中には先に捕らわれていたサシャ達がいた。 グレンがエイブラハム達を味方だと紹介し、リックは終着駅メンバーへの反撃を決める。


シーズン 5編集

食うか食われるか編集

貨車の中で、他のメンバー同様サシャも武器を作っていた。 リック・ダリル・グレン・ボブが屠殺場へ連れて行かれた後、エイブラハム達と共に貨車に残されていたサシャはユージーンにこのウォーカーによる災禍の解決策とは一体何かと尋ね、ユージーンは詳細を明かした。 リックが貨車を開け皆を解放するとサシャは他のメンバーと共に森へ逃げ込み、キャロルに案内された先でタイリースと感動の再会を果たした。


暗闇からの視線編集

サシャは移動しながらボブと仲睦まじく「不幸中の幸い」というゲームをしていた。 一行がゲイブリエル神父を助け彼の教会へ案内されると、サシャはリック・ボブ・ミショーン・ゲイブリエルと共にフードバンクへ物資調達に出かけた。

フードバンクに着くと床が抜けており、サシャは棚を使ってウォーカーを押しのければ物資を取るのが簡単になると提案する。 ボブがウォーカーに水中に引きずり込まれると、サシャはすぐにボブの元へ駆けつけて彼を助けた。

教会に戻った後、サシャはエイブラハムのスピーチをボブと並んで聞き、スピーチが終わるとボブにキスをしてジュディスの元へ行き、ボブは教会の外へ出た。


神の裁き編集

サシャは姿が見えなくなったボブを探して森の中を歩き回っていたが、リックとタイリースはサシャを教会へ連れて戻った。 サシャはボブとキャロル、ダリルが消えたことはゲイブリエル神父の仕業ではないかとナイフを持って詰め寄ったが、ゲイブリエルはそのことを否定し、自分の犯した罪を告白してその場に崩れ落ちた。

ボブが教会の外に投げ捨てられるとサシャはすぐに駆けつけ、他のメンバーと共にボブを教会へ運び込んだ。 サシャはボブの足がなくなっていることに気付くとショックを受け、ボブに薬を与えようとしたが、ボブは自分が咬まれていることを明かし薬を断った。 ボブはゲイブリエルの事務室に移され、サシャはボブに付き添っていたが、リック・マギー・グレン・エイブラハム・タラ・ミショーンが終着駅のメンバーへの襲撃を決めるとサシャは「自分も行く」と申し出、タイリースにボブに付き添うよう説得されたがそれを拒んだ。 教会に現れた終着駅のメンバーを他のメンバーと共に待ち伏せていたサシャはマーティンの胸を何度も刺して殺した。

皆がボブに別れを告げるとサシャはボブの手を握り、リックとジュディスと交代に部屋を出た。 その後「サシャの夢を見ていた」と言って目覚めたボブに微笑みながら「この不幸中の幸いは何?」と問いかけたサシャだったが、ボブはその時息を引き取り、サシャは泣きながらボブの転化を防ぐためナイフを握りしめた。 しかしそのタイリースが部屋へ入って来てサシャからナイフを引き受け、サシャを外へ送り出すとボブの側頭部をナイフで刺した。

サシャはボブの遺品であるジャケットを着てボブのために木の枝とロープで墓標を作り、その後はエイブラハム達には同行せず、キャロルとダリルを探すために教会に残った。


救出作戦編集

サシャはボブを亡くしたことでひどく取り乱しており、教会の椅子を斧で叩き切っていた。その様子を見たダリルはタイリースに「妹は大丈夫か」と聞いたが、タイリースは「ボブを失ったのが辛すぎるんだ」と答えた。

アトランタグレイディ記念病院に向かうトラックの中でタイリースから慰められたサシャはそれを拒むほど打ちひしがれていた。 その後車から武器を降ろすときに遺品のジャケットが破れてしまい、荒れるサシャに対しタイリースは自分を頼ってくれと慰めの言葉をかけ、サシャはそれを受け入れる。

警官のラムソンが「ボブ」だと名乗った際、サシャは一瞬固まった。 サシャは計画の成功を待ちながらラムソンを見張っていたが、ラムソンは外のウォーカーにタイラーという知り合いがいると言い、彼と一緒に人々を避難させていたが最後の1台を移動する際に持ち場を外され、代わりに行ったタイラーが外でウォーカーとなりアスファルトに溶けているのを発見したと明かした。 「どうすることもできない」「自分がああなっていたはずだった」と哀れむラムソンに、サシャは代わりにタイラーを楽にすると申し出ると、ラムソンと共に窓際に立ちタイラーの居場所を聞いた。 しかしラムソンは銃を構えスコープを覗いたサシャに背後からタックルし、サシャはガラスに頭をぶつけて倒れる。


人質交換編集

サシャはラムソンの攻撃を受けたものの意識を取り戻し、タイリースと共に屋上で病院側の警官と対峙するリックの様子を見張った。 タイリースは教会でサシャが殺したマーティンという終着駅のメンバーは以前自分が捕らえていた男で、チャンスがあったが殺さなかったということを話し、自分達は子供の頃から変わっていないと言うが、サシャは「タイリースは変わってないしそれはいいことだが、私はもう昔と一緒ではいられない」と反論した。 サシャは交渉の場に近づいてきたウォーカーを狙撃し、リックには援護している味方がいるということが相手側に伝わった。

リックがドーンとの人質交換に出向いた際、サシャも他のメンバーと共に同行した。 交渉は上手く行っておりキャロルとべスは無傷で戻ってきたものの、ドーンはノアに病院に戻るよう要求し、怒ったベスはドーンを刺し頭を撃たれて殺されてしまう。 ベスの突然の死にサシャも皆と同様ショックを受けていた。

病院にエイブラハム・グレン・ミショーンや他のメンバーが到着すると、マギーはダリルが運び出したベスの遺体に泣きすがり、サシャはその様子をどうすることもできず見つめていた。


弔いの帰郷編集

タイリースが咬まれ、腕を切断したものの助からず死んだ後、サシャはタイリースの葬儀に出席した。 タイリースの埋葬の仕上げとしてダリルからショベルを渡されたサシャだったが、ショックから昏迷状態になっていた為埋葬を終わらせることができず、よろめきながら墓から離れていった。


乱れる心編集

サシャは森の中で水を探していたが、死んだ蛙のいる干上がった小川の跡が見つかっただけだった。 移動を再開するとサシャは背後を歩いているウォーカーの群れを倒そうとミショーンに提案するが、それに反対したミショーンに「タイリースと同じように怒りで判断力を失っている」と諭され、自分はタイリースのようにはならないと反論した。

一行がウォーカーを崖から落とすことを決めるとサシャもそれに参加したが、サシャは崖から落とすのではなく怒りに任せてウォーカーを刺し殺し始めた。 サシャは怒りで手がつけられなくなっており、ミショーンが刺されそうになったばかりかエイブラハムの上腕を切りつけてしまった為、ミショーンはサシャを地面に倒して彼女を止めた。 その後、移動中にエイブラハムはサシャに酒を勧めたがサシャはそれを断った。

一行が休憩を取っていると4匹の犬の群れが現れ、犬達が吠えかかるとサシャは即座に4匹を撃ち殺した。 薪を拾い終わった後、タイリースに慰められたことを話したノアにサシャは冷たく接した。

何者かによって飲み水が置かれているのが見つかった直後、雨が降り始めて皆は喜んだが、サシャ・ダリル・マギーは喜ぶ様子を見せなかった。 雨がやがて嵐になると一行は小屋を見つけて避難し、サシャは部屋の隅に一人で座っていたが、小屋がウォーカーの群れに襲われるとダリル・マギーに続いて立ち上がりドアを押さえた。 ウォーカーの数が多く全員でなんとかドアを押さえていたが、偶然起きた突風でウォーカーは薙ぎ払われ一行は助かった。

翌朝、マギーはサシャを起こして小屋の外へ連れ出した。 嵐は近くの森も破壊しており、吹き飛ばされたウォーカーは木に刺さったり倒木の下敷きになったりと壊滅状態になっていた。 サシャとマギーは外の野原に向かい、そこにあった丸太に腰掛けると2人で朝日を眺めた。 サシャは大切な人を続けて失ったことに耐えられないと言うがマギーはそれを否定し「きっと耐えられる」と説得した。 その時見知らぬ男が現れ、2人に近づきリックのことを尋ねる。


不審な男編集

サシャはアーロンのバックパックを持って彼を小屋の中へ連れて行き、彼は危険な人物ではないと保証した。 夜になるとサシャはキャンピングカーに乗りアレクサンドリアへ向けて出発した。 エリックを見つけた一行はそこで一泊し、翌朝アレクサンドリアへ到着するとサシャはキャンピングカーから降り中へ入っていった。


居住審査編集

サシャは門の外のウォーカーを倒すなどしていたが、ダリルとサシャだけはディアナから仕事を与えられなかった。


偽りの笑顔編集

サシャは壁の外に出て、額に入った写真を標的にして射撃の練習をしていた。 アレクサンドリアに戻るとサシャはディアナにできるだけ多く監視役に就きたいと申し出たが、ディアナはなぜそんなに監視にこだわるのかと尋ね、リックが現れると会話は中断した。 ディアナはサシャにリック達の歓迎パーティーがあるから参加してはどうかと誘い、サシャは参加したものの住人達の呑気な雰囲気に居心地の悪さを感じ、タイリースやボブ・ベスの死のフラッシュバックに襲われ、住人に対し感情を爆発させるとその場を立ち去る。

翌日、サシャは門の側でディアナと会話し、「アレクサンドリアの平和は現実ではない」と告げたが、ディアナはそれには同意せずサシャに銃弾の箱を渡すと外へ送り出した。


探り合い編集

サシャは夜に監視塔でアレクサンドリアに向かっているウォーカーを倒していたが、翌日には姿が見えなくなってしまう。 ミショーンとロジータは壁の外へサシャを探しに行き、一日中森の中でウォーカーを狩っていたサシャを発見した。 3人はウォーカーに襲われ戦ったが、サシャは手持ちの弾を使い果たし、ナイフを使った。 ウォーカーにタックルされて地面に倒されたサシャはナイフを落とし、もう少しでナイフに手が届くというところでミショーンが銃を使ってウォーカーを倒した。 ミショーンはサシャが立ち上がれるよう手を差し出したがサシャはそれを払いのけ、2人に自分を救うことはできないと言い、ノアの死に罪の意識を感じていることを明かした。

リックがピートと争っている間、サシャはまた監視塔へ行きウォーカーを狙撃し始めた。


古き友よ編集

サシャはアレクサンドリアの外に大きな穴を掘り、そこにウォーカーを1体ずつ運び込んでいた。 サシャはその穴に静かに身を横たえ、様々な感情を乗り越えようとした。 その後サシャはアレクサンドリアの教会に静かに座っていたが、そこにゲイブリエルが現れるとサシャは自分の感情の整理を手伝ってもらえないかと頼んだ。 しかしゲイブリエルはそれを断り、正当防衛でもなく理由もなく人を殺したとサシャを責めた。 その事実を受け入れられないサシャは何度もやめてと叫び、2人は乱闘になりサシャはゲイブリエルを床に倒すと足で押さえつけ、銃を向けた。 そこに現れたマギーが2人を仲裁し、その後サシャはマギー・ゲイブリエルと共に輪になって祈った。


トリビア編集

  • 悲しい再会」でサシャが着ているTシャツにはアトランタの実在のバンド「Southern Gothic Revival」のロゴがプリントされている。
  • サシャはそもそもテレビシリーズに登場予定のないキャラクターであったが、サシャ役のソネクア・マーティン=グリーンがミショーン役のオーディションを受けた際にグレン・マザラがソネクアを大いに気に入り、ソネクアの為にサシャというキャラクターを産み出した。
  • トーキング・デッド出演時、ソネクアは感染拡大前のサシャの職業が消防士であったことを明かした。
  • サシャはシーズン 3から登場したテレビシリーズオリジナルのキャラクターの中で唯一生き残っているキャラクターである。
  • ソネクアはシーズン 5撮影時に妊娠中であり、エピソードが進むとサシャの衣装はボブのミリタリージャケットやオーバーサイズの黒のTシャツなど明らかにぶかぶかの服になり、またタイリースのホルスターを使いM16自動小銃という大きな武器を携行していた。

サシャの服はシーズン5第3話「神の裁き」からシーズン6第1話「導かれし屍たち」まで同じものであったが、これはソネクアによれば「亡くなった大切な人たちの持ち物を身につけることで彼らを忘れることに抵抗している」という証でもあったという。 シーズン 6になるとサシャは喪失からの回復の兆しを見せ、採石場での計画に参加した際にはボブの死後初めて衣装が変わっている。


登場人物
グライムズ一家 リックローリカールジュディス
キング郡保安局 シェーンランバートレオン
ジョーンズ一家 モーガンジェニーデュエイン
アトランタの生存者 グレンアンドレアT-ドッグモラレスジャッキーメルル
デールダリルキャロルソフィアエドエイミージム
ミランダルイスイライザ
アトランタの老人ホーム ギレルモフェリペミゲルジョージアブエラジルベルト
ジェンナー夫妻 エドウィンキャンディス
グリーン農場 ハーシェルマギーベスオーティスパトリシアジミー
アネットジョセフィンショーンアーノルドレイシーダンカン
フィラデルフィア生存者グループ デイヴランダルネイトショーントニー
ミショーンのグループ ミショーンアンドレマイクテリー
刑務所の囚人達 アンドリューアクセルオスカートーマスビッグ・タイニー
ウッドベリー 総督マルチネスシュンパートミルトンカレンヘイリー
スティーブンス女医ローワンペニーリチャードガルジュリオ
ジャネットマクラウド夫人ジェイコブソンオーウェンエリン
グレッグエリックフォスター夫人アイリーンノアポール
ジョディグロリアウォーレンクローリーティム
州兵 ウェルズ中尉ウィルソンブレイディショーンフランクリン
刑務所の新メンバー タイリースサシャアレンベンドナザックパトリック
ケイレブライアンリジーミカフリオボブベッキールーク
モリーヘンリーノリスデイビッドチャーリークロエリチャーズ
チャンブラー一家 タラリリーメーガンデイビッド
マルチネスのグループ ピートミッチアリシアロス
フォード一家 エイブラハムエレンA.J.ベッカ
刑務所脱出後の新メンバー ゲイブリエルロジータユージーン
クレイマーズ ジョーダンビリーハーレートニーレンルー
終着駅 メアリーギャレスアレックスマーティングレッグテレサ
アルバートマイク
グレイディ記念病院 ドーンスティーブンノアラムソンシェパードゴーマン
ジョーンリカーリフランコマギンリーベロタナカ
アルバラードオドネルジェフリーズギャビンパーシーハンソン
アレクサンドリア共同体 ディアナエイデンスペンサーレジアーロンエリックピート
ジェシーロンサムイーニッドトビンニコラスヒース
デニーススコットマイキーオリビアフランシーンブルース
カーターボブナタリーバーバラエリンケントシェリー
トミーステイシーアンナデイビッドベッツィーマイケル
ウィルアニースタージェスバーンズホリーリチャーズ
ウルブス オーウェンエドワードエイフィッド
ヒルトップ ジーザスバーティハーランフレディカルエドゥアルド
グレゴリークリスタルアンディウェズリークレイグイーサン
救世主 ニーガンドワイトシェリーティナウェイドキャムバド
ティーゲイブサイモンローマンマイルズジローニール
プリモポーラモリーシェルドニー
その他の生存者 メキシコ人の一家サムアナクリストファークリストファーの父クラライーストマン
動物 ネリーフレイムバイオレットデュークタバサボタン
ウォーカー サマーハンナウェインキャラウェイダグルイーズエリン
ニックエディビッグ・トニービルジョーカーラデリー

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