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エイブラハム・フォード (Abraham Ford)は本作中に登場するキャラクター。 感染拡大初期にはテキサス州ヒューストンの食料品店で妻エレン・息子A.J.・娘ベッカやその他数人と共に生き延びていた。

仲間が家族に対して蛮行を働いた報復としてその男を殺した後、家族はエイブラハムを恐れて彼を残して逃げようとしたがウォーカーに殺され、その直後にユージーンと出会った。 ユージーンはこの災禍を終焉に導く方法を知る科学者だと名乗り、その為にはワシントンD.C.へ行かなくてはならないと打ち明けた。

その後、エイブラハムはユージーン・ロジータと共にジョージア州を通過中、リック達のグループと出会い行動を共にすることを決めた。

ユージーンが科学者ではなくウォーカー災禍の解決法も知らないと暴露するとエイブラハムは激怒したが、困難な道程の中ワシントンD.C.に避難所があることを期待して旅を続け、一行はアレクサンドリアに到着しエイブラハムは新たな人生の展望を得た。


人物像編集

エイブラハムは無鉄砲で誇り高い男であり、彼は無謀さと賢明さの両方を持ち合わせ、短気でありながら同時に深い知識による巧妙な話術も備えている。 暴力的な傾向があるものの、エイブラハムは知性が高く思慮深い人物で、高い洞察力で友人たちに有益なアドバイスをもたらす。

感染拡大後に悲劇を経験したことでエイブラハムは絶望に陥りPTSDに悩まされるようになり、明確な目標に対して盲目的に前進することしかできなくなった。 しかし現在、彼は回復の過程で大きな一歩を踏み出している。

荒々しくせっかちな性格ではあるが、その場その場を楽しむことに長けており、ウォーカーを殺すことや他の人間と戦うことですら楽しんでいる。タラが指摘したことだが、ウォーカーを殺している最中にも笑っていた。 ユーモアのセンスや奇妙な言葉選びにも彼のそういった部分が顕著に表れている。 アルコールを好み、他人との交流は苦手である。

アレクサンドリアでは当初は街での暮らしに馴染んでいるように見えたが、エイブラハムのPTSDは採石場からのウォーカーの誘導作戦の最中に悪化し、道から外れたウォーカーをわざわざ追って行く・転落や咬まれる危険があるにもかかわらずRPGを手に入れる為に吊られたウォーカーに向かっていくなど、自殺願望の傾向が見え始める一幕もあった。

彼は人間性を保つため、そして憂鬱を乗り越えるために新しい家族を持つことに興味を示している。


バックグラウンド編集

エイブラハムはおそらく若い頃からアメリカ合衆国軍に所属し、軍曹まで昇格した。 かつて基地から30km離れた砂漠の中で立ち往生し、ラクダが飲み込んでしまった鍵が糞として出てくるのを待っていたことがあると語っている。 また、ラクダのこぶが目の前で爆発した経験もあるという。

プライベートではエイブラハムは家族思いの男であり、テキサス州ヒューストンで妻のエレン・子供のA.J.とベッカと共にごく普通の家庭を築いていた。 8回ものカウンティーフェアや山羊のロデオに参加したこともあると語っている。 しかしエイブラハムの攻撃性と獰猛なふるまいにより、家族との間に溝ができたものと推測される。

ウォーカーによる災禍が広まるとエイブラハムは家族や数人の近隣の住人と共にヒューストンの食料品店に篭った。 ある時エイブラハムが物資調達に出ている間、信用していた仲間がエレンに性的暴行を加えた。帰還してそのことを知ったエイブラハムは報復として4人の男たちを殺害した。 この殺害の状況を家族は目撃しており、家族はエイブラハムを恐れて彼を残し出て行くことを決意した。

家族からの書き置きを見たエイブラハムは必死で家族を探したが、家族は路上でウォーカーに喰われてしまっていた。 家族全員を失ったエイブラハムは自殺しようとしたが、そこへウォーカーに追われているユージーンが通りかかり助けを求めた。 エイブラハムはユージーンを助けると立ち去ろうとしたが、ユージーンは重要な任務があると明かし、自分はこの災害を解決できると伝えた。 エイブラハムは生きる目的を見つけ、ユージーンを目的地であるワシントンD.C.へ連れて行くことを誓った。

ワシントンD.C.への道中で2人はロジータ・ジョサイア・ステファニー・ウォレン・レックス・パム・ロジャー・ダーク・ジョセフィンのグループに出会い、エイブラハムはウォーカーと戦う彼らを手伝った。 彼らの能力に感心したエイブラハムはグループにワシントンD.C.への任務に同行することを打診し、グループはそれに賛同した。 旅の途中でエイブラハムはロジータと恋愛関係になり、ヒューストンからジョージア州へたどり着くまでに多くのメンバーを失ったが、ロジータは唯一生き残った。


シーズン 4編集

生存者たち編集

刑務所を脱出し、数体のウォーカーと戦っていたグレンは疲れで倒れてしまう。 タラはグレンを襲おうとしていた最後のウォーカーの頭を銃床で何度も殴って倒したが、その間にトラックに乗って通りかかったエイブラハム・ロジータ・ユージーンが現れるとただ見ているだけかと皮肉を言い、3人はトラックを降りた。 エイブラハムはタラのことを口が悪いと言い不敵に笑った。


危険なよそ者編集

エイブラハム達はタラとグレンをトラックの荷台に乗せて移動していたが、トラックは車の残骸により先へ進めなくなってしまう。 3体のウォーカーがトラックに接近してくるとタラはライフルを準備したが、エイブラハムはタラに銃を使うなと言うとバールでウォーカーを倒し始めた。 タラはその様子の一部始終を見ていたが、エイブラハムに「笑いながらウォーカーを殺す人は初めて見た」と指摘し、それに対してエイブラハムは「俺は世界一幸運な男だからさ」と答えた。

トラックの荷台でグレンがようやく目を覚まし、荷台から運転席の窓を叩いてトラックを止めるようエイブラハムに伝えた。 エイブラハムはグレンに中指を立てたサインで返事をしたが、窓に亀裂が走ったため怒りながらトラックを停め、グレンが立ち去ろうとすると「すでに任務に遅れが出ている、トラックに戻れ」と命令した。 しかしそれでも立ち去ろうとするグレンにエイブラハムはユージーンがこの災厄の原因を知っていること、ワシントンD.C.の政府機関にユージーンを連れて行かなくてはならないことを明かした。 それを聞いてもグレンの意思は変わらず、マギーを探すため再度立ち去ろうとしたが、エイブラハムが「マギーはどうせもう死んでいる」とグレンを止めようとするとグレンは怒って彼を殴り、エイブラハムは更に殴り返した為、喧嘩が始まってしまう。

タラとロジータが2人を諫めているとユージーンがウォーカーの接近に気づいて戦い始め、4人もそれに加わった。 ウォーカーを一掃するとユージーンの誤射によりトラックの燃料タンクに穴が開いたことが判明し、エイブラハムは「ラクダが爆発するような戦場でも壊れなかった車両を壊すとは」とユージーンに皮肉を言った。 グレンとタラが今度こそ出発しようとすると、ロジータは「トラックが壊れた今、2人について行くしかない」と同行を決め、ユージーンもエイブラハムを「彼らと一緒に行動することが正解だ」「危険があるかもしれない新たな道を進むよりも、来た道を戻りながら代わりの車を探した方が安全だ」と説得した。

徒歩での移動を開始するとエイブラハムはグレンに同行するタラをいい奴だと言い、マギーを探すよりも世界を救うほうがもっと重要ではないかと言ったが、タラに「なぜユージーンをワシントンD.C.へ連れていくことに協力するのか」と尋ねられると「世界を救うためと言ったら信じるか?」と答えた。


トンネルの彼方へ編集

エイブラハム達は終着駅へ向けて線路をたどっていた。 夜になるとエイブラハムはタラにユージーンとロジータの話をし、タラがロジータを見つめていたことでタラが同性愛者であることに気付いたと告げた。

翌日、エイブラハム達はマギーからのメッセージを見つけて走り出したグレンを追いかけ、その後線路沿いの塔にたどり着き、エイブラハムは「終着駅を目的地にしてから休んでいない」「少しでも休息を取ることがユージーンを守るためには役立つ」と言い、その塔で休憩を取ることを主張した。 塔の上にウォーカーが1体現れ落下してきた後、グレンはエイブラハムに前進を納得させるために自分の防護服をユージーンに装備させることを提案し、エイブラハムは了承した。

一行はトンネルにたどり着いたが中にはウォーカーが多数おり、エイブラハムはユージーンを連れている為危険は冒せないと言い、グレン・タラと別れてロジータ・ユージーンと共に引き返して車を探すことにした。 出発の前、グレンはエイブラハムに殴ったことを謝り、エイブラハムは喧嘩は好きだ、気にするなと笑った。

その後、3人は車を発見し北へ向かっていたが、ユージーンはワシントンD.C.ではなくグレン達と合流するためトンネルを抜けた付近へナビをした。 そこでボブ・マギー・サシャを発見し、合流した6人はトンネルの中でウォーカーに囲まれて絶体絶命のグレンとタラを助けた。

8人になった一行は無事終着駅へ到着し、メアリーに出会い、食事を勧められ歓迎された。


終着駅 (A)編集

エイブラハム達は終着駅のメンバーによって貨車に入れられ、同じく終着駅のメンバーに貨車に入るよう強制されたリックカールミショーンダリルと出会った。 エイブラハムは長くはもたないと言ったが、リックは終着駅のメンバーはまずい相手を敵に回したと気づいて後悔するだろうと不敵に言い放った。


シーズン 5編集

食うか食われるか編集

エイブラハムは貨車の中で他のメンバーと共に脱出のための間に合わせの武器を作っていた。 エイブラハムはユージーンに脱出の時は近くにいろと言い、リックが貨車を開放すると他のメンバーとウォーカーを倒しながら前進し、最後に終着駅のフェンスを越えた。

キャロル・タイリースと合流した後、エイブラハムとロジータはユージーンが感染を止める方法を知っていること・ワシントンD.C.が目的地であることをリックに伝えるかどうかを議論したが、結局エイブラハムはその場ではリックにそれを伝えなかった。


暗闇からの視線編集

エイブラハムはリックに道路を見つけて北へ向かい、車を探そうと提案した。 その時突然助けを求める声が聞こえ、一行は聖職者の服装をした男が岩の上でウォーカーに襲われているのを見つけ、エイブラハムもウォーカーを倒すのを手伝った。 男はゲイブリエル・ストークスという神父であると名乗り、自分の教会があると言うと一行をそこへ案内した。

一行は教会にたどり着き、エイブラハムは教会のバスを修理してワシントンD.C.へ乗って行くことを提案したが、ミショーンはまずは休息と物資が必要だと言い、リックもそれに賛同した。 エイブラハムは反論しようとしたがグレンはリックの案に従うと宣言した。

夜になると一行は手に入れた物資を囲み、エイブラハムが乾杯の音頭を取った。 エイブラハムはここにいるメンバー全員が立派な生存者だと言い、しかしそれでいいのかと問いかけ、ワシントンD.C.へ向かう案を明かした。 彼は「俺たちはウォーカーを片付け、生きている者が世界を取り戻す」と宣言するとジュディスを見つめ、この子や自分達自身のため、そして他の生存者達のために世界を救わないかと投げかけた。 リックを始めとするメンバーはエイブラハムと共に進むことを決めた。


神の裁き編集

リック達は次になすべきことを議論し、リックは終着駅のメンバーを倒すべきだと言ったがエイブラハムはここにいればユージーンに危険が及ぶと言い教会から出ていくべきだと主張した。 リックとエイブラハムは激しく口論し、喧嘩に発展しそうになった為、グレンはあと半日待ってくれればマギー・タラと一緒にワシントンD.C.へ行くとエイブラハムに約束した。

夜になるとエイブラハムはリック・ミショーン・サシャ・グレン・マギー・タラと共に教会を出た。 その後すぐにリック達とは別のルートで森を抜けた終着駅のメンバーが現れ、教会に押し入った。 アルバートマイクは教会の中のドアに近づいたが背後から撃たれ、終着駅のメンバーが振り返るとリック達が暗闇から姿を現し、武器を捨てるよう告げた。 ギャレスは取り乱し、下がらなければ残りのメンバーを殺すとリックを脅したが、リックはあっさりとギャレスの指2本を撃ち落とした。 ギャレスは床に膝をつき、他の終着駅のメンバーも跪いたが、マーティンだけは従わず、エイブラハムは一歩進み出るとマーティンのライフルの銃口を向けて跪けと言い、マーティンはそれに従った。 リックはギャレスと言葉を交わすとマシェットをベルトから抜いてギャレスを斬りつけ、ミショーン・サシャ・エイブラハムも斧や棍棒で他の終着駅メンバーを殺した。

翌朝、エイブラハムはリックにワシントンD.C.へのルートを書き込んだ地図を渡した。 エイブラハムはリック達と別れてグレン・マギー・タラ・ロジータ・ユージーンと共にワシントンD.C.へ向かうことを決め、残りのメンバーはダリルとキャロルが戻り次第後を追うと約束した。 リックが地図を広げると、そこにはエイブラハムからの「俺は馬鹿だった。ワシントンD.C.に来てくれ。新しい世界にはリック・グライムズが必要だ」というメッセージが書かれていた。


愚直な前進編集

エイブラハム達は教会のバスで移動を開始したが、道中で突然バスが故障し横転してしまう。 バスが炎上し始めるとエイブラハム達はバスを乗り捨てて近くの書店で一時の休息を取った。 夜になりエイブラハムはロジータと堂々とセックスしていたが、その様子をいつものようにユージーンが覗いていた。 エイブラハムはユージーンに覗かれていることに気づいていたが、「害はない」と気にしなかった。

翌日、一行は消防車を見つけ、エイブラハムはなんとかエンジンをかけて前進させることに成功したが、吸気口にウォーカーの肉片が詰まっておりすぐに車は止まってしまった。 エイブラハムは消防車が消防署のドアを塞いでウォーカーを閉じ込めるのに使われていたことを知らず、消防車を前進させたせいでドアが開き中からウォーカーの群れが溢れ出した。 ユージーンは消防車から放水してそのウォーカー達を倒し、エイブラハムを感心させた。

消防車を修理した一行は前進を再開したが、消防車はしばらくするとまた止まってしまった。 修理に取り掛かろうとしたエイブラハムは前方から悪臭がしてくるのに気づき、先を見ると無数のウォーカーが歩き回っているのを見つけた。 エイブラハムはそれでも前進しようとしたが、他のメンバー全員が反対し、怒ったエイブラハムはユージーンを無理やり引きずって消防車に戻ろうとした。 エイブラハムを止めるため全員が必死で抑えようとしたが、この時ユージーンはエイブラハムを止めるため、自分は科学者ではないと真実を暴露した。 ユージーンが「生き延びるためにずっと嘘をついていた、ワシントンD.C.に着いて真実が明らかになるのが恐ろしく、バスに細工をして故障させたのも自分だ」と告白している間、エイブラハムはショックでしゃがみ込んでいたが、ユージーンが「自分は君より賢いから」と言い始めると激怒し、ユージーンを二度殴りつけた。 ユージーンは顔から地面に倒れ意識を失い、ロジータはエイブラハムを止めるため銃を向けた。エイブラハムは離れた場所までよろよろと歩いていくと、膝から崩れ落ち涙した。

このエピソードでは数回のフラッシュバックシーンがあり、感染拡大初期のエイブラハムの過去が明らかになっている。 エイブラハムはスープの缶で男を猛然と殴っており、その側には他にもエイブラハムが殺したと思しき数人の遺体が転がっていた。 エイブラハムは家族の安全を確認に行ったが、妻エレンは子供達と共に血まみれのエイブラハムを怯えた目で見つめていた。

翌朝、エレンと子供達は「探さないで」という書き置きを残して姿を消しており、書き置きを見たエイブラハムは建物から飛び出したが、無残に食われたエレン達の遺体を見つけると、IDタグを引きちぎり銃を咥えて自殺しようとした。 しかしユージーンがウォーカーに追われながら助けを求めてこちらへ向かってくるのを見ると自殺をやめ、難なくウォーカーを倒すと家族の遺体の元へ戻ったが、ユージーンがエイブラハムを呼び止め「重要な任務がある」と言うと彼の方を振り返った。


救出作戦編集

エイブラハムは地面に膝をついたまま動かなかった。ロジータが水の入ったペットボトルを手渡そうとするとエイブラハムはそれを払いのけ、威嚇するようにロジータを見つめた。 マギーはその様子を見てエイブラハムに銃を向けると座るよう命じ、エイブラハムはそれに従った。

グレン達が水や物資の調達に出かけた後もエイブラハムは依然動かずにいたが、マギーは彼に気持ちを切り替えろと言い、その後彼に水を渡すと本当に撃たせるつもりだったのかと尋ねた。 エイブラハムはあの時はそう思っていたが、違ったと答えた。 その時ようやくユージーンが意識を取り戻し、マギーはユージーンの元に駆けつけ、エイブラハムはペットボトルを手に取った。


人質交換編集

エイブラハムがユージーン・グレン・タラ・ロジータ・マギーと共に消防車で聖サラ教会に戻ると、ミショーン・カール・ゲイブリエルはウォーカーを教会内に閉じ込めていた。 ミショーンはマギーにベスが生きていることを伝え、すでにべスを取り戻すために出発したリック達を援護するため、全員でアトランタへ向かった。 一行がグレイディ記念病院に到着した時には既に交渉は終わっており、ダリルがベスの遺体を運び出しているところだった。


弔いの帰郷編集

エイブラハムはタイリースの埋葬の際に登場する。


乱れる心編集

車のガソリンが尽き、ワシントンD.C.へ向けて徒歩で移動していた一行はウォーカーの大群に気づく。 エイブラハムは他のメンバーと共にウォーカーを崖から落とそうとしていたが、サシャはそれを無視して勝手にウォーカーをナイフで攻撃し始め、エイブラハムは「計画が台無しだ」と呟いた。 エイブラハムは戦いの最中に我を失ったサシャのナイフが当たり、腕に切り傷を負ってしまう。

その後、一行が休憩を取っていると4匹の犬の群れが現れ、犬達が吠えかかるとエイブラハムは攻撃態勢に入ったが、サシャが即座に犬達を撃ち殺し、一行は犬を焼いて食べた。 エイブラハムはサシャに酒を勧めたが冷たく断られ、酒よりもサシャの方が悪影響を与えていると指摘した。

一行が歩き続けていると路上に何者かによって「友人より」と書かれた飲み水が置かれているのが見つかり、ユージーンは安全かどうかテストするといいながら水を飲もうとしたが、エイブラハムは直前で水のボトルを張り飛ばした。 その時突然雨が降り始め、エイブラハムも水の恵みを喜んだが、嵐が近づいて来ていることに気づくとダリルが見つけた小屋へ皆で逃げ込んだ。 小屋の安全を確認すると一行は中で一時の休息を取っていたが、ウォーカーが小屋に集まり始めたため、エイブラハムも小屋の扉を押さえるのに加勢しウォーカーの侵入を食い止めた。


不審な男編集

アーロンが小屋の中へ連れてこられリックから尋問を受けている際、エイブラハムも同席していた。 アーロンが車が2台あることを告げると、エイブラハムはロジータ・ミショーン・マギー・グレンと共にリックから車を確認しに行くよう指示された。 車を見つけたエイブラハムはロジータと共にキャンピングカーの中を確認しに入り、食料を見つけた。 車の中でエイブラハムはロジータにユージーンの嘘が明らかになった後の話をし、あの時本当に自分がロジータを傷つけると思ったのかと尋ねたが、ロジータは「いいえ」と答えた。

車に乗って小屋に戻ったエイブラハムはキャンピングカーの運転手を務め、リック・グレン・ミショーン・アーロンの乗った車がウォーカーの群れに突っ込んだ時には離れ離れになったが、後に古い倉庫で合流を果たした。 エイブラハムはアーロンの居住区へ行く際もキャンピングカーを運転し、目的地まではガソリンがもつだろうと考えたが、バッテリーが上がってしまった。 グレンはデールから教わった知識を元にエイブラハムに車内にあった予備のバッテリーの場所を示した。 キャンピングカーは無事に始動し、エイブラハムは他のメンバー達と共にアレクサンドリアに到着した。


居住審査編集

エイブラハムは他のメンバー達と共にアレクサンドリアのゲートをくぐったが、ニコラスが武器を渡すよう伝えた時にアーロンが口にした「ディアナ」というのは誰なのかを尋ねた。

ディアナとの面接でエイブラハムは街の壁の建設に携わっているメンバーを手伝うよう任命された。 リック達一行は2軒の家を与えられたが、しばらくは皆で一緒に寝るべきだと言うリックに従い、エイブラハムは何度も窓から外を見張っていた。


偽りの笑顔編集

エイブラハムはロジータと共に歓迎パーティーに参加した。 2人は居心地悪そうにしていたが、ビールがあると聞くとリラックスし、エイブラハムが飲み物を取りに行った時にはロジータは微笑んだ。 その後、エイブラハムはミショーンと話しているところが映っている。


見捨てない編集

エイブラハムは壁の拡張に取り掛かろうとしているトビンの建設チームと共に作業をしていたが、ショッピングモールの建設現場から資材を集めている際にウォーカーの群れに襲われた。 トビン達は銃で応戦を始めたが、高所から転落したフランシーンを見捨てようとしたトビンを見てエイブラハムはフランシーンの元に駆けつけ、フランシーンに自分の銃を渡すとウォーカーを鎖のついた球で倒し始めた。 その後、エイブラハムは死の危険に瀕したフランシーンを置き去りにしようとしたトビンを叱責し、フランシーンはトビンを殴って去っていった。 エイブラハムは見張りを2人立てて壁の建設を続けるようチームのメンバーに指示した。


古き友よ編集

エイブラハムはリックの処分を決めるミーティングでどう対処すべきかをリック・グレン・キャロルと話し合っていた。

その後彼は意識の戻らないタラの様子を見に行き、ユージーンの姿を見つけると立ち去ろうとしたが、ユージーンは寝ているとロジータに言われるとユージーンの隣に座った。 ロジータがわざと器を落として大きな音を出しユージーンを起こすと、ユージーンはエイブラハムに誠実に謝罪し、エイブラハムもユージーンに謝った。

ミーティングの場でエイブラハムはリックを擁護し、リックは生き延びるための方法を知っている・他の皆と同様にアレクサンドリアに留まる資格があると言った。 DVの加害者であるジェシーの夫ピートが酒に酔ってミーティングに現れ、前日にリックと通りで殴り合いの喧嘩をしたことを根に持っているピートはリックに怒りをぶつけた。 ディアナの夫レジがピートをなだめようとしたが、ピートはミショーンの刀で謝ってレジの喉を斬り付けてしまい、エイブラハムはすぐに行動を起こしピートにタックルして取り押さえた。 エイブラハムがピートを押さえている間、リックはピートを撃ち殺した。


シーズン 6編集

導かれし屍たち編集

エイブラハムはレジの遺体をアレクサンドリア内の墓地へ運び、レジの結婚指輪に目を留め、レジの遺体に掛けられたシートの上にウイスキーを注いで彼を弔った。 その夜、エイブラハムはポーチで酒を飲んでいたが、レジの結婚指輪をウイスキーの瓶の上に乗せようとしていた時にサシャが通りかかった。エイブラハムはサシャにピースサインをし、サシャは少しためらった後呆れたように同じサインを返した。

リックが見つけた採石場のウォーカーの大群についてミーティングが開かれ、ウォーカーを引き付けて採石場から遠方へ誘導する役目にサシャが立候補するとエイブラハムもサシャを手伝うと申し出た。 その後アレクサンドリアの外へ出たエイブラハムはサシャに「まだ死にたいと思っているのか」と尋ねた。

エイブラハムはリック達と共に壁の新設を手伝っていたが、ウォーカーが現れるとアレクサンドリアの住人達は怯えて何もできず、エイブラハムを始め数人がウォーカーを倒した。

採石場にいたエイブラハムはウォーカーを堰き止めていたトラックが崖から落ちるのを目撃し、リックが皆に配置に着くよう指示を出すとサシャと共に車に乗り込み、目印のオレンジの風船を目指してウォーカーをゆっくりと誘導しながら前進し始めた。 エイブラハムはサシャに調子はどうだと尋ね、サシャは前にも言った通り大丈夫だと答えた。 ウォーカーを誘導している最中に数体のウォーカーが群れから離れ森の中に入っていくのを見つけたエイブラハムは、サシャの制止も聞かず車から飛び降りるとはぐれたウォーカーを引き戻しに行った。 エイブラハムはレジのような死に方はしたくないと話し、サシャは「何故あんな無謀な行動を取ったのか」とエイブラハムを責めたが、彼は「生きるためだ」と答えた。

ウォーカーの誘導は計画通りに進んでいたが、アレクサンドリアの方向から車のクラクションが鳴り始めると事態は一変した。


逃げ場のない道編集

エイブラハムとサシャはウォーカーの誘導を続けていたが、多くのウォーカーが道を外れてアレクサンドリアに向かっていた。 2人はバイクで同行していたダリルと犠牲者を出さずにアレクサンドリアからウォーカーを引き離す方法を話し合い、サシャはダリルの案ではウォーカーに襲われる可能性が高いと言い、エイブラハムもそれに同調した。 ダリルが2人の意見を聞かず走り去ると、サシャとエイブラハムはダリルに行くなと叫んだ。

その後、エイブラハムとサシャはリックの計画変更を聞き、ダリルはエイブラハム達の車の場所まで戻り、合流した3人はウォーカーをアレクサンドリアから引き離すため誘導を続けた。


迷いの森編集

エイブラハム達3人はウォーカーをアレクサンドリアから少なくとも20マイルは離れた場所まで誘導することに成功したが、アレクサンドリアに戻ろうとした時見知らぬグループから襲撃されてしまう。 エイブラハムとサシャは撃たれそうになりながらも車で逃げたが、ダリルと離れてしまう。 2人の車は森の中に突っ込み、エイブラハムとサシャは攻撃してきた2人の男に発砲を始めたが、エイブラハムがナイフを手に取りとどめを刺そうとするとサシャは他にも敵が残っているかもしれない、逃げなくてはとエイブラハムを止めた。

2人は近くの町に逃げ、エイブラハムはうろついているウォーカーを倒そうとしたが、サシャは痕跡を残せば敵に見つかるとそれを制止し、近くの建物のドアに「ディクソン」と書くと中へ入っていった。 建物の中に飾られた家族の写真に気づいたエイブラハムは自分の家族のことを思い出した。 ガラスの壁の向こうにウォーカーが現れると彼はウォーカーを倒したいと言ったが、サシャは彼の暴力的な本質と無謀さを挙げてそれを止めた。 エイブラハムはサシャが不安定な精神状態だったことを挙げ、自分の腕も切られたと冗談交じりに言ったが、サシャは今は自制できていると静かに言った。

翌朝、橋の上に放置された軍用車両の荷台に積まれたロケットランチャーの弾と葉巻の箱を見つけたエイブラハムは、ロケットランチャー本体を探して周囲を見回し、橋からぶら下がっている元軍人とおぼしきウォーカーがそれを背負っているのに気づいた。 エイブラハムは危険を冒してウォーカーからロケットランチャーを取り上げようとしたが失敗に終わり、咬まれそうになった怒りでウォーカーに向かって叫ぶと軍用車両の場所に戻った。 エイブラハムが葉巻を吸っている間にウォーカーは橋から落下したが、ロケットランチャーはストラップが引っかかったおかげでその場に残った。 エイブラハムはロケットランチャーと葉巻を持ってサシャの元へ戻り、アレクサンドリアには今後生きていくために必要なものが揃っている、生きたいと思えるようになったと話し、サシャのことをもっとよく知りたいと打ち明けた。

エイブラハムは建物内で見つけた軍の制服を着てサシャに見せたが、その時ダリルがタンクローリーに乗って現れ、サシャとエイブラハムもタンクローリーに乗り込みアレクサンドリアへ向かった。 運転中、無線でリックに呼びかけたダリルは誰かが助けを求める声を聞いた。


雪崩編集

エイブラハムはエンドクレジット後のシーンに登場する。 エイブラハム達の乗ったタンクローリーはバイクに乗った集団に行く手を阻まれ、リーダーの男は「全てはニーガンの物だ」と言い、持っているものを全て差し出すよう3人を脅した。


決死の一夜編集

エイブラハム・サシャ・ダリルはアレクサンドリアに向けて車を走らせていたが、前方にバイクに乗って武装した男達が現れ、道を塞がれてしまう。 集団のリーダーの男は3人に武器とトラックを渡せと言い、全ての物はニーガンの物だと宣言した。 リーダーは仲間の1人にダリルをトラックの後ろへ連れて行かせると積荷の確認をさせようとし、エイブラハムとサシャは男達の前に立ったままリーダーの男と会話をしていたが、リーダーは2人を殺すことにすると突然言い、銃を向けた。 しかしその瞬間、グループはバイクごと爆発し、ダリルがRPGを持ってトラックの後ろから現れた。ダリルは積荷の確認に同行した男を殺し、バイクの集団にRPGを打ち込んだのだった。 3人は再びタンクローリーに乗ってアレクサンドリアを目指した。

アレクサンドリアに戻るとグレンがウォーカーに囲まれ窮地に陥っており、エイブラハムとサシャはタンクローリーの上からウォーカーを狙撃してグレンを助けた。


未知なる世界編集

エイブラハムはサシャと共に巡回を終えて街に戻って来たが、サシャは巡回の役目をユージーンと交代するとエイブラハムに告げ、エイブラハムは寂しそうな顔をしたがサシャからピースサインを出されるとすぐに同じサインを返した。

エイブラハムはロジータと共にベッドにいたがサシャのことを考えていた。ロジータに愛していると伝えたエイブラハムはロジータに証明してとキスをされ、彼女の作ったネックレスを渡される。

その後エイブラハムはカール・グレン・リックと共にリックの家にいるジーザスと話し合いをした。 ジーザスは自分の所属するコミュニティー「ヒルトップ」では農作物や家畜を育てており、取引相手を探していると持ちかけた。 食糧の取引のためにヒルトップに来ないかと提案されたリックはそれを承諾し、エイブラハム・ダリル・グレン・ミショーン・マギーと共にキャンピングカーでヒルトップへ向かった。

移動中、エイブラハムはグレンに意図して子供を作ったのかと尋ね、グレンは質問の本意を捉えかね混乱しながらもイエスと答えた。

その後、横転した車に遭遇したメンバーは車を降り、ジーザスの仲間を助けるためにある建物に入っていった。 エイブラハムはナイフを準備して中に居た男を捕まえたが、その男はヒルトップの住人フレディであり、刺す寸前でリックに制止された。 キャンピングカーの中でフレディは「エイブラハムに刺されそうになった時、死んだ妻が見えた」と言い、エイブラハムもエレンのことをを思い出した。

ヒルトップに着いたエイブラハムは壁の警備に対して銃を構えたが、ジーザスはリックに安全を保障し、壁の中へ案内した。 ヒルトップに入ったエイブラハムは周囲を見回しヒルトップの成り立ちについてジーザスの話を聞き、その後バリントン・ハウスに入るとエイブラハムはその内部に感銘を受けた。 建物内でヒルトップのリーダーであるグレゴリーと顔を合わせた一行は「まずシャワーを浴びろ」と無礼な扱いを受けた。 待機中、エイブラハムはリックとミショーンの関係をいつから知っていたのかとダリルに尋ね、ダリルは知らないと答えた。

建物の外に出ると、救世主との交渉に失敗したイーサンクリスタルアンディが戻って来た。イーサンがグレゴリーを刺すとエイブラハムはリックに襲い掛かろうとしていたアンディに素早くタックルを見舞った。 エイブラハムはアンディに地面に倒され首を絞められた。危険な状況になるとエイブラハムにはサシャの声が聞こえたが、その時ダリルが駆けつけてアンディを引きはがしエイブラハムを助けた。 ダリルに無事かと聞かれたエイブラハムは大丈夫だと言うと立ち上がったが、その時ロジータのネックレスが外れて地面に残された。

その後、ジーザスからヒルトップの現状を聞いていたリック達はニーガンとは何者だと尋ね、エイブラハム達が数ヶ月前にニーガンの手下に遭遇したと言うと、エイブラハムはその時のことを思い返しあの光景を「バーベキュー」と言及した。

ヒルトップから帰る際、食糧をキャンピングカーに積み込んでいるとダリルがエイブラハムにグレンとマギーの赤ん坊のエコー写真を渡した。 エイブラハムはエコー写真を見てグレンを見ると微笑んだ。


殺めるべき者編集

エイブラハムは荷物をバッグにまとめ、ロジータに別れを告げた。 ロジータは取り乱しながら理由を尋ね、エイブラハムは「ロジータに会った時、ロジータが地球上で最後の女だと思った、しかし違った」と言った。

翌日、リック達は車に分乗して移動し、あるポイントで車のクラクションを鳴らしウォーカーを引きつけると、救世主との交渉に使うグレゴリーに似たウォーカーを探し始めた。

グレゴリーの首の代わりを見つけたリック達はアンディに首を持たせて救世主と交渉させ、クレイグを取り戻すとアジトの中へ忍び込んだ。 エイブラハムはサシャと共にアジト内を索敵していたが、サシャがロックされたドアを開けようとしている時に背後から救世主のメンバーに襲われ、サシャに助けられたものの男は警報装置を作動させてしまう。 警報で目覚めた救世主のメンバー達と交戦し、エイブラハムとサシャは翌朝仲間達と合流した。


強く在るために編集

ユージーンはエイブラハムを連れて街を出て廃工場へ向かった。 エイブラハムはユージーンの襟足の毛がポニーテール風に括られているのに目を留めた。 彼の変化はそれだけではなく、見張りに参加する回数を増やし、武器の使い方を覚え、更には女性に声をかけるほどになっていた。 ユージーンは「私は生存者だ」と言い、エイブラハムに自分の能力を認めさせようとしたが、エイブラハムはまだ納得していなかった。

2人は廃工場にたどり着き、ユージーンはここの機材を使って銃弾を作ると打ち明け、現在銃弾は数に限りのあるものだが、製造できれば貨幣のように取引に使うことができると言った。 エイブラハムはユージーンの発案に感心し、天才的だと褒めた。 そこにウォーカーが接近してきたため、ユージーンは自分で片付けると言い刀を手に取ったが、ウォーカーの頭は溶けた金属で覆われており攻撃が効かず、結局はエイブラハムがそのウォーカーを倒した。 ユージーンは自分の獲物だった、自分で殺せたのにと怒りを露にし、エイブラハムに「もう保護は不要だ」と言うとエイブラハムも腹を立ててユージーンを置いて立ち去った。

2人が別れた後、ユージーンは救世主のメンバーに捕らえられ、ダリル達がその男達に囲まれた際にはエイブラハムはオイル缶の後ろに身を隠していた。 ユージーンはエイブラハムが潜んでいることを暴露し、最初に殺すならエイブラハムだと言った。 ドワイトの気が逸れた隙にユージーンはドワイトの股間に咬みつき、オイル缶の後ろから既に移動していたエイブラハムは進み出て銃撃を開始した。 銃撃戦の間にユージーンは流れ弾を受けた。

エイブラハムは診療所でユージーンと話をし、ユージーンの能力について疑問を持ったことを謝り、「股間に噛み付くとはな」「その点は最大の尊敬に値する」と言った。

全てが終わったエイブラハムはサシャの家を訪れ、「俺には選択肢があると言ったな」「サシャにも選択肢がある」と言い、家の中へ招き入れられた。


巡る因果編集

エイブラハムはサシャと交代するため監視塔に行き、サシャから葉巻を渡され少し会話をしていたが、その様子をロジータが見つめていた。 グレンとミショーンがダリルの後を追おうとすると、エイブラハムはグレン達に同行すると主張したが、ロジータは自分の代わりに見張りに立ってと頼むと「ダリルの行き先はわかっている」とグレンに告げた。

エイブラハムはキャロルの捜索から戻って来たリックのためにゲートを開け、リックはモーガンがまだキャロルを探して外に残っていると伝えた。 リックにミショーンの居場所を聞かれたエイブラハムはミショーンがまだ外にいることを伝えると心配かと尋ね、2人は誰かと再び深い仲になることへの恐れを共有しあった。 エイブラハムは「世界に新しいケツの穴を開けてやる準備はとっくにできている」と言い、リックは笑って頷いた。


悪魔の口笛編集

突然腹痛に襲われたマギーをヒルトップの産科医に診せるため、エイブラハムは数人と共にキャンピングカーにマギーを乗せてヒルトップへ出発した。 移動中、前方に生存者の集団が車で道を塞いでいるところに出くわすと、エイブラハムは車を止めてリックと共に外へ出た。 集団のリーダーはリック達に物資を全て渡せ、1人は殺すかもしれないがその後取引をすると言い放った。 リックはその取引を拒否して皆と共に車に戻ろうとしたが、リーダーの男に「もし今日が地球最後の日なら?」と問いかけられる。 リーダーの男は「車の中の仲間に特別親切にしろよ」と言い、リック達を見送った。

エイブラハムは車を再出発させ、サシャに家族を持つ心の準備ができていると明かし、サシャは微笑んだ。 その直後、リック達の車は再度さらに大人数の集団が道路を塞いでいるところに出くわした。 16人はいると踏んだリックは数で負けると言いエイブラハムは車をUターンさせ、集団の1人は空に向けてライフルを撃った。

別のルートを進んだリック達は今度はウォーカーを鎖で繋いだ障害物に行き当たった。車の外に確認に出るとユージーンはこれだけの障害物を作るにはかなりの人数が必要だと言い、エイブラハムはグループの安全を心配した。 アーロンがウォーカーの1体にミショーンのドレッドが貼り付けられているのを見つけ、サシャはダリルのクロスボウの矢がウォーカーの胸に刺さっているのを発見した。 リックがウォーカー達を倒そうとすると道路脇の両側の森から発砲が始まり、リックは鎖を切ってウォーカーを解放し、素早くウォーカーを片付け、一行はキャンピングカーに駆け込むと道を引き返した。 リックは先程の銃撃は足元しか狙っていなかったと言い、敵は自分達をどこかに誘導していると気づいた。 マギーの発熱はひどくなっていたが、一行は今度は40人もの集団に道を塞がれ、またしても進路を変更した。

リック達が道路が丸太で封鎖された場所に着くと、ユージーンは路上にタイヤ痕があることに気づき、これだけの障害を築くには相当な人員が必要だと分析した。 この先どうするかを話し合っていた時、ユージーンは敵はおそらくキャンピングカーを狙っている、徒歩で移動するとは予想しないだろうと発言した。 夜になるとリック達はユージーン1人がキャンピングカーに乗って移動し敵の注意を引き付けるという計画を実行に移した。 ユージーンは自分が殺された場合に備えてリックに銃弾の製造法を書いたメモを渡し、リックはユージーンが仲間でよかったと言った。 エイブラハムはユージーンに「お前は生存者だ」と言い、ハグをして別れた。

リック達はマギーをストレッチャーに乗せて徒歩で移動し始め、ユージーンは1人でキャンピングカーに乗り出発した。 しかし森の中で奇妙な口笛の音が聞こえ始め、100人を超える救世主の大群に周囲を完全に囲まれてしまう。 ユージーンも既に捕まっており、リック達は跪くよう命じられる。

エイブラハムもリック達と同じ列に並ばされて跪いており、ニーガンが現れこの中の1人を殺すと宣言したが、エイブラハムはニーガンがその1人を選んでいる間も絶望と恐怖に震える他のメンバーとは違い、恐れている様子は見せなかった。

ニーガンはリック達のうち誰かを有刺鉄線を巻いたバットで激しく殴りつけた。


トリビア編集

  • エイブラハムの配役募集の際には「ジョン・タイラー」という名前で募集されていたが、2013年10月12日にキャストが明らかになってからは「エイブラハム・フォード」に変更されている。
  • エイブラハムは頻繁に特徴的な言い回しや下品な表現を使う。例としては「パンケーキを作ることを考えた上で生地を注ぎ込んだのか?」「口を大きく開けてクソの川に首まで浸かっているようなもんだ」等。
  • エイブラハムはテレビシリーズでは珍しい左利きの人物である。
  • エイブラハムは片手で4人の生存者を殺す・ユージーンを殴って死なせるところだった上、グレンとタラを簡単に振り払う・ピートをすぐに取り押さえるなど、リック達のグループの中で身体的に最も強い人物であると描写されている。
  • エイブラハムはアルコールを愛好しており、「乱れる心」ではウイスキーの瓶を1本空けている他、「居住審査」ではパーティー会場にビールがあると聞くと簡単に気を引かれ、夜遅くなった頃には酔っ払っている。
  • エイブラハムは頻繁にPTSDか、または少なくとも何らかの精神病的問題の症状を見せている。これはおそらく家族全員を失ったことが原因のものであると思われ、家族の死を知った直後に自殺を図ろうとしたことや、突発的に怒りや精神の不安定性が現れることも特記すべき事項である。


登場人物
グライムズ一家 リックローリカールジュディス
キング郡保安局 シェーンランバートレオン
ジョーンズ一家 モーガンジェニーデュエイン
アトランタの生存者 グレンアンドレアT-ドッグモラレスジャッキーメルル
デールダリルキャロルソフィアエドエイミージム
ミランダルイスイライザ
アトランタの老人ホーム ギレルモフェリペミゲルジョージアブエラジルベルト
ジェンナー夫妻 エドウィンキャンディス
グリーン農場 ハーシェルマギーベスオーティスパトリシアジミー
アネットジョセフィンショーンアーノルドレイシーダンカン
フィラデルフィア生存者グループ デイヴランダルネイトショーントニー
ミショーンのグループ ミショーンアンドレマイクテリー
刑務所の囚人達 アンドリューアクセルオスカートーマスビッグ・タイニー
ウッドベリー 総督マルチネスシュンパートミルトンカレンヘイリー
スティーブンス女医ローワンペニーリチャードガルジュリオ
ジャネットマクラウド夫人ジェイコブソンオーウェンエリン
グレッグエリックフォスター夫人アイリーンノアポール
ジョディグロリアウォーレンクローリーティム
州兵 ウェルズ中尉ウィルソンブレイディショーンフランクリン
刑務所の新メンバー タイリースサシャアレンベンドナザックパトリック
ケイレブライアンリジーミカフリオボブベッキールーク
モリーヘンリーノリスデイビッドチャーリークロエリチャーズ
チャンブラー一家 タラリリーメーガンデイビッド
マルチネスのグループ ピートミッチアリシアロス
フォード一家 エイブラハムエレンA.J.ベッカ
刑務所脱出後の新メンバー ゲイブリエルロジータユージーン
クレイマーズ ジョーダンビリーハーレートニーレンルー
終着駅 メアリーギャレスアレックスマーティングレッグテレサ
アルバートマイク
グレイディ記念病院 ドーンスティーブンノアラムソンシェパードゴーマン
ジョーンリカーリフランコマギンリーベロタナカ
アルバラードオドネルジェフリーズギャビンパーシーハンソン
アレクサンドリア共同体 ディアナエイデンスペンサーレジアーロンエリックピート
ジェシーロンサムイーニッドトビンニコラスヒース
デニーススコットマイキーオリビアフランシーンブルース
カーターボブナタリーバーバラエリンケントシェリー
トミーステイシーアンナデイビッドベッツィーマイケル
ウィルアニースタージェスバーンズホリーリチャーズ
ウルブス オーウェンエドワードエイフィッド
ヒルトップ ジーザスバーティハーランフレディカルエドゥアルド
グレゴリークリスタルアンディウェズリークレイグイーサン
救世主 ニーガンドワイトシェリーティナウェイドキャムバド
ティーゲイブサイモンローマンマイルズジローニール
プリモポーラモリーシェルドニー
その他の生存者 メキシコ人の一家サムアナクリストファークリストファーの父クラライーストマン
動物 ネリーフレイムバイオレットデュークタバサボタン
ウォーカー サマーハンナウェインキャラウェイダグルイーズエリン
ニックエディビッグ・トニービルジョーカーラデリー

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