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ウォーキング・デッド Wiki

アーロン

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アーロン (Aaron)は本作中に登場するキャラクター。 アレクサンドリア共同体において新しい住人をスカウトする任務を務めている。 彼は生き残るためのスキルに長けているだけでなく、慈善的な善人であり、新しく共同体に迎える人物を選び交渉する任務は適任であった。

恋人のエリックとは世界にウォーカーがはびこる以前に出会い、その後恋仲になった。

リック達をアレクサンドリアへ招き入れた後、同じくアウトサイダーであるダリルとは絆を結んだが、アーロンが自分がアウトサイダーであると感じているのはアレクサンドリア内にもホモフォビア(同性愛嫌悪)の風潮があるからだと明かしている。

人物像編集

アーロンは人当たりがよく冒険心のある善人として描写されており、人生を通してアウトサイダーであると感じつつも人々や人々の行う善行に情熱を傾けており、希望が感じられる状況であれば迷いなく危険の中にも飛び込んでいく人物である。

アーロンはゲイであることを公言していることにより、ホモフォビアの人々から酷い扱いを受けたり仲間外れにされてきたりした上、母親からも虐待を受けていた。 しかしアーロンは例え敵対的な人物であろうと常に相手の良い点を見るようにしており、人間の本質を見抜き人々の長所を発見することができる。 アーロンは他者を思いやる人物であり、常に誰かの助けになろうとしていた為、NGOに参加しナイジェリアのニジェール・デルタに物資を届ける活動を始めた。

慈善的な性格でありながらアーロンはユーモアのセンスもあり楽観主義者である。 周囲の人々が自分といる際に気が楽になるよう配慮しているが、時にはそのユーモアも通用しないことがあり、それでも彼は自分と同じように物事の良い面を人々にも見てもらいたいと思っている。 アーロンはダリルがアウトサイダー的立場であることを悟って支えようとしたり、グレンが戻らない時にはマギーを慰めようとした。

趣味は写真と行った先での思い出の品を集めることであり、ウォーカー災禍の後には各州のナンバープレートを集め始め、彼の自宅の壁には集めたナンバープレートが飾られている。

恋人エリックのことを心から愛しており、同じように偏見に苦しみ疎外感を感じる者として、この世界でお互い理解しあえる唯一の相手だと思っている。 2人は共にアレクサンドリアでスカウト任務を遂行しており、2人で前述のナンバープレートの収集もしていた。 アーロンは多くのことに対して寛大であろうとしているが、エリックに対する脅威や危害だけは許すことができず、エリックを守るためであれば自らの危険も顧みず普段は避けている暴力という手段で対抗しようとすらする。

リック達をアレクサンドリアに迎え入れた後、アーロンとエリックはダリルとの間に強い絆を結びつつある。 アーロンはダリルがリック達メンバーやアレクサンドリアの住人達のどちらにおいてもアウトサイダー的な立場にあること、ダリルのことを知らない人間ですら彼を恐れるということを悟り、自分やエリックと同じものを感じている。

エリックがスカウト任務の最中に死の危険に晒された為、アーロンはエリックの安全を考えてスカウトの任務から引退させ、代わりにダリルをスカウト任務に任命した。 アーロンの影響でダリルは目的を見つけ、危険な状況でも自らアーロンの身の安全を守るようになった。


バックグラウンド編集

アーロンはゲイであることを隠しておらず、子供の頃は母親によって玉ねぎやサーモンパテ・アップルソースなどの男らしくなるような(と信じられている)食材を無理やり食べさせられる等、同性愛を矯正する目的の虐待を受けていた。 しかしアーロンは母親のことを、自分を強くするために厳しくあろうとして「とても混乱していた」女性だったと語っている。 これらの玉ねぎやアップルソースなどの食品は虐待を思い起こさせる引き金となり、大人になった今でもアーロンはこれらの食材を食べることができない。

成人してからはアーロンはワシントンD.C.で政治家として暮らしていたが、現在の仕事では自分の実力を生かして海外の現場での活動はできないと感じるようになり、NGOに参加してナイジェリアのニジェール・デルタとリベリアで現地の人々に食料や物資を届ける任務に就いた。 この任務ではしばしば危険な人物に遭遇することもあったが、彼はアフリカの麻薬王や暴力的な廃品業者とも議論や交渉を行ってきた。

NGOでの活動の間にアーロンはエリックと出会い、アフリカで共に働くうちに親友となった。エリックはアパラチア山脈の周辺で育ったことから地形に強く自然への対処に長けており、お互いに深い信頼を築いた後2人は恋愛関係になった。 2人はワシントンD.C.でパートナーとして共に生活を始めたが、悪気のない人や攻撃的な人、偏見を持つ人などから様々な同性愛嫌悪に晒された。 その頃謎の感染症が蔓延し始め、やがてウォーカー災禍が世界規模になると、政府関係の仕事をしていたアーロンとエリックは軍によってバージニア州の郊外にあるアレクサンドリアの安全地帯へ避難するよう指示された。 オハイオ州の議員であったディアナとその家族も同じくアレクサンドリアへ避難してきていたが、軍は彼らを連れ戻すためにまたここへ来ると言い残したもののそのまま戻らなかった。 アレクサンドリアが「安全地帯」であることを信じ、アーロンとエリックはディアナ達やその他数名の人々と共にアレクサンドリアに留まることを決めた。

その後アレクサンドリアの周囲には壁が築かれ、共同体が確立した。共同体ではディアナを創立者かつリーダーとして掲げ、ディアナはアーロンとエリックがそれぞれ慈善的な性質を持っていることやNGOで働いていたこと、更に危険な地形でも行動できる能力に着目し、2人に新しい共同体のメンバーをスカウトしてくる任務を与えた。 アーロンとエリックは生存者を発見し、数日間生存者の様子を伺ってアレクサンドリアの住人にふさわしい人間かどうかを観察した後、アーロンが交渉・エリックが護衛を務めてディアナのもとへ連れ帰り、ディアナの面接を受けさせていた。

アーロンとエリックは空いた時間に放置された車から各州のナンバープレートを集めるという趣味を始め、集めたライセンスプレートを壁に飾り50州全てのプレートを集めようとしていたが、アーロンはリック達に出会った際に多くのナンバープレートを失ってしまった。 また2人は他にもヴィンテージの物品を集めており、それらも家に飾っていた。 スカウト任務の最中に出会った生存者達にアレクサンドリアの存在を納得させるため、アーロンはアレクサンドリアの写真も撮っていた。

多くの人々をアレクサンドリアへ導いて助けたにも関わらず、アーロンとエリックはゲイであることをオープンにしていた為、それを受け入れることのできない人々がいることからアウトサイダーとして扱われていた。 このことでアーロンはディアナから追放されることを恐れ、共同体で行われる集まりやイベントには参加しなかった。

ある時アーロンとエリックはダビッドソンという男をスカウトした。ダビッドソンは小さな生存者集団のリーダーであったが、ダビッドソンとその仲間達はアレクサンドリアで平和に暮らすことができず、ディアナはダビッドソン達を追放した。 アーロン・ニコラスエイデンがダビッドソン達を車に乗せて追放したが、このことにより集団のスカウトは控えられるようになり、単独の生存者のみがスカウトの対象とされた。

しかし数か月後にはディアナはアレクサンドリアの存続のためには新しい世界に適応する方法を教えてくれる新しいメンバーが大勢必要だと悟り、そこからアーロンはエリックと共に大人数の生存者集団を探すようになった。 一度アーロンは2人の生存者に遭遇し、その2人に殺されそうになった為逆に殺したという経験がある。

アーロンはワシントンD.C.へ向けて移動しているリック達のグループを見つけると観察を始め、路上に飲料水のボトルを置いて反応を見た。 リック達は毒入りである可能性を危惧してその水を飲まず、嵐が来るとダリルが近くの納屋へ皆を案内した。 この素早い判断と行動でリック達は生き延びてきたのだとわかり、アーロンはリック達がアレクサンドリアに必要な人材だと判断した。 翌朝、嵐とウォーカーの襲撃を生き延びたリック達の様子を確認したアーロンは、エリックに近くに潜んで様子を見ているよう頼み、交渉に出向いた。


シーズン 5編集

乱れる心編集

サシャとマギーが納屋から出て日の出を見に野原に向かうのを見たアーロンは、森から姿を現して慎重に2人に近づいた。 親しみやすい様子で2人に挨拶したアーロンは銃を向けられたにも関わらず、リーダーと話がしたいとリックの名前を挙げて頼み、いいニュースがあると2人に告げた。


不審な男編集

アーロンはマギーとサシャにアレクサンドリアという共同体がさほど遠くない距離にあることを明かし、共同体を維持するために生存者を迎え入れようとしていることを告げた。 2人はアーロンの持ち物をあらかじめ全て預かった上で仲間達のいる納屋へ連れて行き、そこでアーロンは自分と一緒にアレクサンドリアへ来ないかと勧誘したが、リーダーであるリックはアーロンを信用せず他に何か目的があるはずだと睨んだ。

アーロンはリック達にアレクサンドリアの実在を証明するため数枚の写真を見せ、アレクサンドリアがどんな場所であるか、そして共同体として安全性を重視していることをを伝えたが、リックは突如アーロンの顔面を殴りつけ、アーロンは気絶した。 意識を取り戻したアーロンは殴られたにも関わらずリック達に対し友好的な態度を崩さず、リックの強さに賛辞を贈った。

リックはアーロンに仲間の人数を尋ねたが、アーロンは自分のことを信用していないのだから何人か伝えることに意味はないと言ったが、最終的に仲間は1人だと答えた。 またアーロンが自分の仲間と共にこの納屋の近くへ車を移動させようとしたこと、しかし森に阻まれてできなかったことを明かすと、リックはエイブラハムロジータ・グレン・マギー・ミショーンに車を探しに行くよう指示した。

その間他のメンバーは納屋の周囲の偵察に出かけ、リックはジュディスと共にアーロンを見張ることにした。 メンバーが皆出払うとリックはアーロンに「1時間経っても仲間が戻らなければお前を殺す」と宣言した。 ジュディスが泣き出すとアーロンは自分のバッグにアップルソースが入っていると伝え、ジュディスに食べさせるといいと提案したが、リックはアップルソースに毒が入っている可能性を考慮してアーロンに先にそれを食べさせた。 アーロンはアップルソースが苦手だと断ろうとしたがリックに強制されてやむなく口をつけ、その後リックも自分で慎重に毒見をしてからジュディスにそれを与えた。

エイブラハム達がアーロンの車を見つけ、車内の食料を納屋へ持ち帰ると、アーロンは再度アレクサンドリアへ来ないかと皆に訴えかけた。 ミショーンも他のメンバーを説得し、アーロンはアレクサンドリアへのわかりやすいルートを教えたが、リックはアーロンの仲間を警戒して夜間に違うルートでアレクサンドリアへ向かうことを決めた。

アーロンはアレクサンドリアに向けて出発する際ミショーン・グレン・リックと同じ車に後ろ手に拘束されたまま乗せられた。 車内でミショーンにアレクサンドリアの写真を見せている時、ミショーンはその写真に人間が写っていないことに気づき、訝しんでアーロンに3つの質問を始めた。 アーロンは質問に答えたが、アーロンが無数のウォーカーを殺してきたこと・自分を殺そうとしてきた2人の人間を殺したことがあるということが明らかになった。

その後リック達の乗った車はウォーカーの群れに突っ込んでしまい、車はエンジンルームにウォーカーの体の一部が多数入り込んでしまった為動かなくなってしまった。 その時照明弾が遠方から上がり、それを見たアーロンはパニックを起こし半狂乱で解放を要求したが、リック達はそれを許可しなかった。 するとアーロンは暴力的になり、ドアを蹴り開けてミショーンを倒し、森の中へ駆け込んだ。 リック達はアーロンを追いかけ、グレンはウォーカーに襲われたアーロンを助けて「いつでも逃げていい」と伝えると立ち去ろうとしたが、アーロンはグレンの「皆で力を合わせなければやり遂げられない」という言葉を引用し、同行した。

グレンはアーロンの拘束を解いて自衛のための武器を渡し、ウォーカーを倒しながら照明弾の上がった場所へ到着した。 そこでリック達は別の車に分乗していたメンバーと合流できたが、アーロンはエリックが負傷したか最悪の場合死んだのではないかと恐れて大慌てで倉庫の中へ入っていった。 倉庫の中でアーロンはエリックと感動の再会を果たしたが、エリックは足首を骨折してしまっていた。 エリックはまだ持っていない州のナンバープレートをアーロンに見せたが、アーロンは見つけたプレートを全て失ってしまったと打ち明けた。 アーロンはリック達に感謝を述べ、朝になったらアレクサンドリアへ再出発しようと提案した。 アーロンとエリックが何かを共謀するのではないかと危惧したリックはアーロンがエリックと共に眠ることを許可しなかったが、アーロンは一緒にいさせないと言うなら撃ってくれと言い、グレンの説得もあってリックは了承した。

朝になるとアーロンはキャンピングカーに乗り込みエリックに付き添っていた。 ノアの足の様子に気付いたアーロンは「アレクサンドリアにはピートという外科医がいる、きっと足は治る」と伝えた。

アレクサンドリアに到着するとアーロンはエリックを支えながらゲートに向かった。


居住審査編集

アーロンはエリックを支えながらリック達をアレクサンドリアの中へ案内した。 エリックを先に行かせたアーロンはニコラスと共にゲートに立ったが、ニコラスがリック達に武器を回収すると言うとリック達に従ってくれるよう頼んだ。 そして共同体のリーダーであるディアナと話す必要があると伝え、リックがディアナの面接を受けた後、アーロンはリックとカールを彼らの住処となる2軒の空き家に案内し、自分とエリックの家は4軒隣だから何か用があれば声をかけてくれと伝えた。


偽りの笑顔編集

アーロンはエリックと共に家に戻ったが、エリックの負傷と死の危険に瀕したことを考慮して彼がスカウト任務を引退することを望んだ。 ディアナはダリルをもっと観察してどんな人物か知る必要があると考えており、アレクサンドリアでの仕事を与えていなかったが、アーロンはダリルを観察した結果彼もアレクサンドリア・リック達のグループ両方においてアウトサイダー的な存在であることを悟り、自分と似通った部分があると考えてエリックの代わりのスカウト担当としてダリルが適任であると判断した。

ダリルがアレクサンドリアから出ていくと、アーロンは密かにダリルの後をつけた。 ダリルがアーロンに気づくと、アーロンは「善人と悪人をどうやって判別しているのか」と質問し、その後狩りに加わったが、その最中にアレクサンドリアの子供たちが「ボタン」と名前をつけた馬に遭遇した。 アーロンはエリックと共に数か月もの間ボタンを慣らしてアレクサンドリアに連れ帰ろうとしていたと明かし、ダリルがボタンを捕まえようとした時、ウォーカーが現れボタンは走り去ってしまった。

アーロンはダリルがアウトサイダーとしてどんな気持ちでいるかをわかっていると話し、アレクサンドリアに来る前も来た後も人々のホモフォビアのせいで疎外感を感じてきたと言った。 アーロンは「人間は自分の理解できないものを恐れる」と語り、ダリルは自分を知ってもらうためにもアレクサンドリアで開かれる歓迎パーティーに行くべきだと勧めた。 その後2人はボタンを見つけたが付近にはウォーカーが複数おり、アーロンとダリルは助け合いながらウォーカーを倒したが、ボタンはウォーカーに囲まれて喰われてしまい、アーロンは涙をこらえながらボタンの頭を撃ち抜いた。

アーロンはダリルと共にアレクサンドリアへ戻った。 ダリルは1人でディアナの家の近くまでやってきたものの、外からパーティーの様子を見て立ち去った。 ダリルがアーロンの家の前を通った時、中からアーロンが現れてエリックの看病がある為歓迎パーティーには参加しなかったと言い、ダリルを夕食に招いた。 夕食のスパゲッティを食べた後アーロンはダリルをガレージに案内し、元々パーツや工具が置いてあったこと・バイクを組み上げようとしてパーツを集めたことを伝え、エリックがスカウトを引退する為ダリルに自分とスカウト活動をして欲しい、そうなればバイクが必要になると言った。 アーロンはダリルが外の過酷な環境でも自分を守れることや、疎外感や違和感ゆえに時々外へ出たくなることも理解していた。 ダリルは感謝を伝え、スカウト任務に就くことを決めた。


見捨てない編集

アーロンはダリルと共に車でスカウト任務に出かけた。


探り合い編集

アーロンとダリルは夜間偵察をしていた際に遠方に光を見つけ、その光を調べに行った。 翌日、2人は森の中でバラバラにされた死体と木に括りつけられた女の死体を発見したが、女の額には「W」の文字が刻まれていた。 ダリルは女が転化して動き出すととどめを刺し、移動を再開した。


古き友よ編集

アーロンとダリルはスカウト任務を続けており、赤いポンチョの男を追跡していた。 ポンチョの男が顔に何かを塗るのを見たアーロンが何をしているのだろうとダリルに尋ねると、ダリルは体に植物の汁を塗って虫よけにしているのだろうと言った。 2人は追跡を続けたが男を見失ってしまい、駐車場に大きなトラックの止まった放棄された建物に行き着いた。 建物のゲートは閉まっていたが、アーロンはアレクサンドリアには食料が必要だとダリルに告げ、2人はウォーカーを集めて倒すとゲートを開け中へ入っていった。

アーロンはまだ持っていないアラスカ州のナンバープレートを見つけて興奮し、嬉しそうにそれをトラックから外した。 食べ物を積んでいると思しき敷地内のトラックはロックされていたが、ダリルがそれを開けると他のトラックも連動して開き、中から大量のウォーカーが溢れ出してきた。 トラックから出てきたウォーカー達はアーロンとダリルを追い駐車場に向かって移動し、2人は車の中に逃げ込まざるを得なくなった。 2人は車内で窓を覆うものを探したが、代わりにこの車に閉じ込められたと思われる人物の「これは罠だ、早く外へ出ろ、悪い奴が近づいている」という書き置きが見つかっただけだった。

アーロンはダリルが嵐の時に仲間を納屋へ案内したことでグループをアレクサンドリアへ迎えることを決めたのだと語り、ダリルが仲間のために行動できる人間だと言った。 ダリルはアーロンに車内に残るよう告げ、ゲートを開けに自分が外へ出て周囲のウォーカーを引き付けると提案をしたが、アーロンはそれを拒み一緒に戦うと主張した。 2人は覚悟を決めて車のドアを開けようとカウントを始めたが、突如外のウォーカーが殺され、謎の男が車に群がっていたウォーカー達を杖で難なく倒して2人を助け出した。 ゲートの外へ出るとアーロンは男に礼を言い、謎の男はモーガンと名乗った。 モーガンのことを知らないアーロンはモーガンにアレクサンドリアに一緒に来ないかと誘ったが、モーガンは行く場所があると言ってそれを断り、現在地を尋ねた。 モーガンがダリルに見せた地図にはエイブラハムの書いたリックの名前があり、それを見つけたダリルは驚いた。

アーロン・ダリル・モーガンは夜遅くにアレクサンドリアに帰還したが、その直前にディアナの夫であるレジが殺され、3人はリックがディアナの指示でピートを射殺するところを目の当たりにした。 リックとモーガンは驚いて見つめ合い、アーロンはモーガンの後ろで惨劇にショックを受けていた。


シーズン 6編集

導かれし屍たち編集

リックがピートを処刑する様子を見た後、アーロンはすぐに家に帰りエリックと合流した。 この処刑の後、ウルブスのことを聞いたリックによりアーロンとダリルはスカウト任務の当分の中止を命じられた。

アーロンとエリックはその後ディアナの家で開かれた採石場のウォーカーについての話し合いに参加し、リックがウォーカーを誘導して遠ざける計画、及び壁を新たに作ってウォーカーを違う方向へ導く計画を決めると、2人はアレクサンドリアの外へ出て壁の新設作業に加わり、その後アレクサンドリアに戻った。


不意打ち編集

壁の建設から住人達が戻ってきて間もなく、アレクサンドリアはウルブスの襲撃を受けた。 住人の1人であるホリーがウルブスのメンバーに襲われて刺されたが、アーロン・エリック・ロジータがホリーを助け、3人はホリーを診療所に運び込むとピートの後に着任した医師であるデニースに助けを求めた。 アーロンはエリックに手伝いに行ってくると告げ、ユージーンが診療所で待機すると言った際にはそれに驚いたが、結局ユージーンは待機を許可された。

ウルブスと戦うために外に出たアーロンとロジータは家の中に潜んでいたウルブスのメンバー達を始末し、その後付近を確認した。 ディアナの家に近づいた時アーロンはウルブスのメンバーがデルアーノ缶詰工場で落とした自分のバッグを持っていることに気づき、バッグの中にアレクサンドリアの写真が入っていることを思い出すと、自分がウルブスをアレクサンドリアへ招いてしまい、結果として犠牲者を出してしまったのだと悟り自責の念に震えた。


波打つ不安編集

ウルブスの襲撃に片が付いた後、リックもアレクサンドリアに戻ってきたが、リックを追ってきたウォーカーの大群はすぐにアレクサンドリアの壁に群がった。 リックは住人達に身を守るよう伝えたが、アーロンとエリックはお互い不安そうな顔をしていた。 住人の一部がリックを批判するとアーロンは進み出てリックを擁護し、リックの計画によって多数のウォーカーの道が逸れたと主張し、自分のせいでウルブスにアレクサンドリアの存在を知られてしまったことを告白した。

その後、住人たちは追悼の意を込めて壁に犠牲者の名前を書き始め、アーロンは自分のミスにより失われた命のことを思い、重責で押しつぶされそうになった。 マギーがどこかへ出発しようとしているのを見つけたアーロンは、グレンや他のメンバーを探しに行くのを手伝うと強く主張し、マギーが1人で行くと言うのを許さず下水道を通って壁の外へ抜ける道を案内した。 下水道に入ると出口がウォーカーで溢れており通り抜けられないことがわかり、マギーは崩れ落ちた。 マギーはグレンは死んだに違いないと思っていることを明かし、自分が妊娠していることもアーロンに告げ、アーロンはマギーを慰めた。

その夜、アーロンとマギーは監視に立っていたが、マギーはすぐ戻ると言い追悼の壁へ行き、グレンの生存を信じて壁からグレンの名前を消した。 アーロンもすぐに追いつき、ニコラスの名前を消しながら「子供の名前に”アーロン”はお勧めだよ」と微笑みながら話した。


決死の一夜編集

ウォーカーの大群がアレクサンドリア内に侵入し始めると、アーロンはヒーススペンサーや他の負傷者と共に診療所に逃げ込んだ。 アーロンはリックとミショーンが負傷したカールを連れて診療所の近くでウォーカーと戦っているのに気づき、カールが噛まれたのかと心配したものの、デニースは噛まれた傷ではないと診断しアーロンとヒース、スペンサーに手術の準備を頼んだ。 リックとミショーンはカールを診療所に運び込み、リックは外のウォーカーと戦うため単身出て行ったが、アーロンはリックを手伝わなくてはと決意し、ヒースとスペンサーもそれに加わった。

3人はエリックとオリビア、そして動ける住人達と共にウォーカーの掃討に取り掛かった。 ダリルが池にガソリンを入れて火を放ち、ウォーカーが全滅するまで戦い、朝になると返り血を浴びたアーロンはエリックと合流して診療所の外で皆と休息を取った。


殺めるべき者編集

ジーザスがリック達を住処であるヒルトップに案内する際、アーロンはサシャと共に護衛として同行した。 ヒルトップから戻ったリックが教会でヒルトップとの取引について説明し、「救世主」という集団やそのリーダーであるニーガンが既にダリル・エイブラハム・サシャを襲撃していたことを告げると、モーガンは平和的な交渉を行うべきだと反論した。 するとアーロンは立ち上がり、「二度と襲撃は受けない」と言い、救世主を殲滅すべきだというリックに賛成した。

翌日、アーロンは仲間と共にアレクサンドリアから出ると、救世主に渡すためのグレゴリーの首の代わりになるウォーカーを探す作業に加わった。 グレゴリーに似た首を持って救世主のアジトへ向かった一行は護衛を素早く殺害し、中へ入って眠っている救世主のメンバー達を静かに襲撃したが、警報が鳴らされて銃撃戦が始まってしまった。 アーロンは救世主のメンバーに襲われたが相手を倒し、ロジータや他の仲間と合流した。 アジトを制圧して立ち去ろうとしていた時、一行はバイクで逃走しようとした救世主のメンバーを捕らえたが、その後すぐにマギーとキャロルが別グループの救世主のメンバーに捕まったことを知った。


悪魔の口笛編集

リック達がマギーをヒルトップへ連れて行こうとしていた時、アーロンはリックの制止にも関わらず同行すると言い張り、自分を止めたいなら以前のようにまた顔を殴れと言い、リックはしぶしぶアーロンを同行させた。

ヒルトップへ向かう間リック達は何度も救世主の作った障害に行き当たり、その度に迂回を余儀なくされた。 カールはアーロンになぜついてきたのかと尋ね、アーロンは「マギーには借りがある」と答えた。

リック達は丸太を積み上げた障害に道を阻まれ、救世主は捕らえていた男の首にチェーンを巻き付けてその背後の橋から吊るした。 吊るされた男の苦しみもがく様子を見たアーロンは、チェーンを撃つか、男を苦しみから解放するために撃ってやるべきではないかと提案したものの、リックは上手くいかないだろうと言い銃弾を節約するべきだと反論し、結局男の死ぬ様子を見ることになってしまった。

救世主達が常に先回りしていると悟ったリック達は徒歩でマギーをヒルトップへ運ぶことを決断し、ユージーンが単独でキャンピングカーを運転してアレクサンドリアへ戻ることになった。 アーロンもマギーを運ぶのを手伝っていたが周囲から口笛が聞こえ始め、その口笛は徐々に大きくなりリック達は100人近くの救世主のメンバー達に完全に取り囲まれてしまった。 ユージーンも既に捕らえられており、リック達はやむを得ず武器を捨て、別に捕らえられていたダリル・グレン・ミショーン・ロジータと共に列に並ばされた。

姿を現したニーガンはリック達に近づき、「自分のために働いてもらいたいから本当は誰も殺したくない」「しかし部下を何人も殺した罪を償ってもらう必要がある」と演説し、ルシールと名付けたバットで誰を殺すか選び始めた。


シーズン 7編集

惨き鉄槌編集

アーロンのフラッシュバックとして、リック達を見つけてアレクサンドリアへスカウトした時やダリルと親交を深めた時、エリックと再会した時などの映像が流れた。

死を恐れるアーロンを尻目にニーガンはエイブラハムにルシールを振り下ろし、アーロンはエイブラハムの凄惨な死の様子を見て恐怖し悲しんだ。 ニーガンがエイブラハムの死についてロジータを嘲るとダリルはニーガンに殴り掛かり、その罰としてグレンが殺され、リック達は絶望し涙に暮れた。

ニーガンを殺すと言ったリックはニーガンにキャンピングカーでどこかに連れて行かれ、アーロンや他の仲間たちはその場に残された。 リックが戻るとニーガンはアーロンや他の仲間達の頭に銃口を向けるよう部下たちに指示し、リックがカールの腕を切り落とさなければ発砲させると脅した。 しかしここでニーガンは慈悲を見せ、リックはニーガンが自分に求めているものを理解した。 救世主達が立ち去った後、アーロンはマギーを慰め、グレンの遺体を運ぶのを手伝いヒルトップへ向かった。


独裁者の洗礼編集

救世主達がアレクサンドリアに現れて物資を漁り始めた時、アーロンとエリックは自宅のポーチからその騒動を見ていたが、彼らのマットレスも運び出されてしまった。 その後、教会でリックが自分はもうリーダーではないと宣言し、オリビアの命を救うにはすべての銃を救世主に渡さなければならないと告げた時、エリックはアーロンの制止を聞かずこの状況をどうやって打開するのかとリックに尋ねてしまった。


消せない憎しみ編集

アーロンはリックの家に行き、救世主へ毎週差し出す物資を探すための準備をした。 アーロンは先に階段を降り、リックが出発前にミショーンと過ごすための時間を作った。


規律と罰則編集

トラックの荷箱で夜を過ごしたアーロンはシャッターを開け、路上の何かに気づくと「あれは昨日の夜には見えなかった」とリックに伝えた。

2人は「進め、この先にはトラブルしか待ち受けていない」と書かれた看板のある柵に近づき、物資調達に残されている時間が1日しかないことにプレッシャーを感じながら柵を超えた。 先へ進むと別の看板があり、そこには自分の食料や物資、銃弾を狙う者は躊躇いなく撃つと書かれていたが、2人は先へ進みウォーカーが無数に入っている池に行き着き、池の真ん中にぼろぼろの小舟が浮いているのを見つけた。


生きる意義編集

アーロンとリックは池で銃弾で穴の開いたボートを見つけ、アーロンはリックに「ここに残って待つか?」と聞かれたものの「聞かなかったことにする」と言った。 2人はボートに乗り込み、池の真ん中にあるカヌーを目指して漕ぎ始めたが、カヌーにもう少しで届くというところでアーロンはウォーカーに水中に引きずり込まれ、なんとか逃げ延びたアーロンはハウスボートまで泳いだ。 ハウスボートで物資を探している最中、アーロンは中指を立てた手の絵が描かれたメモを見つけたが、そこには「獲得おめでとう。だがお前の負けだ」と書かれていた。

2人はハウスボートを岸に移動させると見つけた物資をトラックに積み込んだ。 リックは作業の最中、ミショーンが救世主との取引について「こんなのものは生活ではない」と感じていることを伝え、アーロンは生きるために死ぬまで諦め続けるようなものだと言い、「心臓が動いているか止まっているかだ」と言った。 積み込みを終えた2人が出発の準備をしている様子を、池の向こうから何者かが観察していた。

2人はアレクサンドリアに戻ったが救世主のメンバーに迎えられ驚き、持ち帰った物資のチェックを受けた。 救世主のメンバーであるローラがアーロンの見つけたメモに気づき、誤解を解こうとしたアーロンの弁解に対し腹を立てたメンバー達はアーロンを殴り始めた。

リックは止めに入ろうとしたところをローラに銃で止められていたが、アーロンへの暴行が終わるとアーロンを助け起こした。 アーロンはボロボロの状態でありながら「僕の心臓はまだ動いてる?」と冗談を言ったが、その時銃声が聞こえた為リックはアーロンに肩を貸しながら急いで銃声の方へ向かった。 アーロンはエリックに支えられながらユージーンが連行されていくのを目の当たりにした。


トリビア編集

  • ロバート・カークマンは2014年11月のトーキングデッドスペシャルにおいて、「シーズン5の後半ではコミック版でお馴染みのゲイのキャラクターが登場する」とアーロンと思われるキャラクターについて語っていたが、2015年1月にロス・マーカンドがこのキャラクターを演じることを認めた。
  • ロス・マーカンドは当初ギャレス役のオーディションに応募していた。キャスティング・ディレクターはロスのコメディ作品での経歴を考慮し、ユーモラスな面を持つキャラクターであるアーロンがふさわしいと考え、ギャレスのオーディションのすぐ後にロスを呼び戻しアーロン役のオーディションを受けさせた。
  • アーロンの配役募集の際にはローガンというコードネームが使われていた。
  • ロス・マーカンドによればアーロンとエリックの関係はウォーカーによる災禍の前から始まっており、彼らはNGOの仕事を通して出会った後ワシントンD.C.で一緒に暮らし始め、その後アレクサンドリアの初期メンバーになったという。
  • アーロンは作品中で最初のゲイを公言している男性キャラクターであり、同性愛者であることをオープンにしている3人目のキャラクターである。ちなみに1人目はタラ、2人目はアリシアである。
  • アーロンはディアナに続き2番目の政治家であると考えられる。ワシントンD.C.で政治関係の仕事をしていたと思われるが、官名を得る前に退職している。これは彼自身の利他的な性質を生かすために現場での活動を選んだ結果である。
  • ロス・マーカンドはアーロンがザ・スミスのファンであり、歌詞においてボーカルのモリッシーの性的指向やゲイカップルが世間において直面するホモフォビアをほのめかしている「ハンド・イン・グローブ」がお気に入りの曲に違いないと語っている。
  • アーロンは「雪崩」にも登場する予定であったが、アーロンの登場シーンはカットされた。
  • アーロンはマシェットを常に携帯しており彼の特徴的な武器となっている。またリボルバーも好んで携帯している。
  • 作品内においてほとんどの人々が恋人や配偶者を亡くし、感染拡大後に新たなパートナーを見つけている中、アーロンとエリックの恋人関係は作中で最も長く続いている。


登場人物
グライムズ一家 リックローリカールジュディス
キング郡保安局 シェーンランバートレオン
ジョーンズ一家 モーガンジェニーデュエイン
アトランタの生存者 グレンアンドレアT-ドッグモラレスジャッキーメルル
デールダリルキャロルソフィアエドエイミージム
ミランダルイスイライザ
アトランタの老人ホーム ギレルモフェリペミゲルジョージアブエラジルベルト
ジェンナー夫妻 エドウィンキャンディス
グリーン農場 ハーシェルマギーベスオーティスパトリシアジミー
アネットジョセフィンショーンアーノルドレイシーダンカン
フィラデルフィア生存者グループ デイヴランダルネイトショーントニー
ミショーンのグループ ミショーンアンドレマイクテリー
刑務所の囚人達 アンドリューアクセルオスカートーマスビッグ・タイニー
ウッドベリー 総督マルチネスシュンパートミルトンカレンヘイリー
スティーブンス女医ローワンペニーリチャードガルジュリオ
ジャネットマクラウド夫人ジェイコブソンオーウェンエリン
グレッグエリックフォスター夫人アイリーンノアポール
ジョディグロリアウォーレンクローリーティム
州兵 ウェルズ中尉ウィルソンブレイディショーンフランクリン
刑務所の新メンバー タイリースサシャアレンベンドナザックパトリック
ケイレブライアンリジーミカフリオボブベッキールーク
モリーヘンリーノリスデイビッドチャーリークロエリチャーズ
チャンブラー一家 タラリリーメーガンデイビッド
マルチネスのグループ ピートミッチアリシアロス
フォード一家 エイブラハムエレンA.J.ベッカ
刑務所脱出後の新メンバー ゲイブリエルロジータユージーン
クレイマーズ ジョーダンビリーハーレートニーレンルー
終着駅 メアリーギャレスアレックスマーティングレッグテレサ
アルバートマイク
グレイディ記念病院 ドーンスティーブンノアラムソンシェパードゴーマン
ジョーンリカーリフランコマギンリーベロタナカ
アルバラードオドネルジェフリーズギャビンパーシーハンソン
アレクサンドリア共同体 ディアナエイデンスペンサーレジアーロンエリックピート
ジェシーロンサムイーニッドトビンニコラスヒース
デニーススコットマイキーオリビアフランシーンブルース
カーターボブナタリーバーバラエリンケントシェリー
トミーステイシーアンナデイビッドベッツィーマイケル
ウィルアニースタージェスバーンズホリーリチャーズ
ウルブス オーウェンエドワードエイフィッド
ヒルトップ ジーザスバーティハーランフレディカルエドゥアルド
グレゴリークリスタルアンディウェズリークレイグイーサン
救世主 ニーガンドワイトシェリーティナウェイドキャムバド
ティーゲイブサイモンローマンマイルズジローニール
プリモポーラモリーシェルドニー
その他の生存者 メキシコ人の一家サムアナクリストファークリストファーの父クラライーストマン
動物 ネリーフレイムバイオレットデュークタバサボタン
ウォーカー サマーハンナウェインキャラウェイダグルイーズエリン
ニックエディビッグ・トニービルジョーカーラデリー

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